「文章を書くって何だろうね」
車の中でろくべいさんたちと話をした。
人それぞれあるのだろうけど、
文章って続けることで、言葉が生まれ、
生まれる言葉が愛おしくなる気がします。
ブログという日記を書くということが
こんなに長く続くとは思ってもみなかった。
最初は、身近な小さな発見を書き留めてみた。
そのうち、時々歩いていた裏山に毎月必ず一回は歩いてみて
その移り変わりを綴ってみた。
以前から好きだった植物や野鳥たち。
そして森の木々。
森の音
空の色
水のせせらぎ
書くことで、感じることの幅が広がり、
今まで気がつかなかった小さな変化に気づき驚くことが多くなった。
季節の流れを人は古来から書き記し、いろんな形で表現していることにも興味を持った。
このブログもそんな表現の一つなのかもしれません。
最初はたどたどしく、よちよち歩きの言葉達が思い出とともに
記憶に蘇る。
ブログを書いていると、二度おいしいとよく思う。
写真をとり、笑い、感じ楽しむ。
そしてしばらく熟成して、目をつむり回想し
ほほえみながら言葉を紡ぐ。
その過程で、琴線に触れたものの、名前やしくみ、歴史などを調べてみる。
そういうことを日々積み重ねていくと、不思議なことにそれらが解け合って混ざり合い、ひょんな時に、新たな驚きに生まれ変わる。
通り過ぎるだけの日々でなく、立ち止まり、
心のスピードを緩めるをゆるめる大切なひとときを生み出す
かけがえのない相棒となっている気がする。