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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

抜け殻

冬の時期になってもセミの抜け殻が残っているのを見かけると、昔の思い出を見つけたみたいでなんだか嬉しい。

抜け殻に耳を近づけ、目を閉じる。
遠く青い空が広がり、ニイニイゼミの頼りない声が聞こえてくる。

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昔は気がつかなかったけれど、セミの抜け殻って結構な期間残っている物なのですね。

森の中からヒグラシの物悲しい声も聞こえてきた。

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んん、カマキリの卵跡が、すかすかだ。

調べてみると、カマキリタマゴカツオブシムシというカマキリの卵に規制する虫がいるようです。

カマキリタマゴカツオブシムシかどうかはわからいけれど、やっぱり生きていくのはキビしい。

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足下に目を向けると、小さな小さなカタツムリの亡骸が横たわっていた。

生き物のなきがらは、やがて自然に帰っていき、土に帰る。

新たな生命のために。

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スピードを落としてみよう

冬枯れの草原に目をこらしてみると、小さなヒシバッタがこちらを見つめていた。
小さな体で必死に冬を乗り切ったようだ。

どこにいるか分かるかな。

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■スピードを落とすこと

いつもよりさらに、スピードを落としてゆっくりゆっくり歩いてみると

あちらこちらに、生き物達の息づかいが見えてきた。

これまた、どこに何がいるのか分かるかな。

真ん中の緑の葉っぱのところに小さな蝶がいるよ。

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太陽とともに花開いたカンサイタンポポの花の中で何か動いている。
小さな小さなカミキリムシだ。

一生懸命花粉を口に運んでいる。

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あざみのロゼットには、小さな赤いてんとう虫

よく見ると、アブラムシを追いかけていた。

まだ、花も少なく、食べ物の少ない季節。

春一番は小さな虫たちから動き始めるようです。

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 普通に歩いていたら気づかない息遣い。

スピードをぐっと落として見つめてみると、小さな命に気がつくよ。

それは、普段の暮らしでも大切だと思います。

ふとすると、足早に通り過ぎる日常ですが。

意識してスピードをおとすと、いままで見えていなかったものが見えてくるかもしれません。

大切なものに気づくかもしれません。

スピードをおとして歩いてみよう。

 

 

小春日和の私市植物園

あちこちで梅の開花の便りが聞こえ始めた。

私市植物園の梅林も八分咲きになった。

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梅の花の開花とともに、虫たちが活動を始めたよ。

花も虫も気温に敏感だ。 

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 気温に敏感なのは、人も一緒で、久しぶりにお弁当を作って昼寝に出かけた。

ポカポカ陽気に、ミツバチの羽音

時折、小鳥たちも梅の蜜を舐めにやってくる。 

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お腹もいっぱいになり、ごろりと横になる。

目の前にはコバルトブルーの小さな花のお花畑だ。

みんなおひさまの光をいっぱいに浴びるように、天に顔を向けているね。

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そうだ、ポケットの中にルーペがあったな。

近づいて覗いてみることにしよう。

ルーペを目にかざして、だんだんだんだん顔を近づけていく。

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じーっと

じーっと

見つめていると、不思議な感じがしてきたよ。

なんだか、体が小さくなってきた気がしてきたよ。

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ひゅーっと春の風が吹き抜けた。

目を開けると目の前に、とってもとっても大きなクワガタ形をした花が目の前に迫ってきた。

面白い形だね。

角の形をしたおしべが二本

挟まれるように真っ直ぐなめしべが真ん中に一本キリッと立っている。f:id:noronoyama:20170305140823j:plain

時折蜜を舐めながら、花のゆりかごの中で一寝入り。

気がつくと、日が陰ってきた。

あ!

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花は閉じ、ぽろり。ぽろりとちりはじめ。

短い花の命はおひさまが沈むとともに終わるようだ。

春の花は、おひさまと共にのぼり、おひさまとともに沈むようです。

小さな小さな花むしろ

春色の小さな花むしろ

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儚い命は終わるけど、また明日花開く

次の花の準備はちゃんとできていた。

また明日。元気な命が生まれてくる。

楽しみに待ってるね。 

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ベニシジミの幼虫発見

畦のスイバの葉っぱをめくって探してみると、シジミ蝶の幼虫がいた。

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へー
こんなに小さいんだ。
幼虫越冬するとのこと。
あのかわいらしいベニシジミの幼虫を確認できたことがなんだか嬉しい。

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年数回発生して、春型の蝶の羽が一番鮮やかとのこと。
もうすぐ春
ベニシジミが飛び交い始めたら、確認してみよう。

いつもの田んぼの畦にこんな小さな営みがあったんだ。
やっぱり知るっておもしろい。

 

  ↓これスイバの葉っぱ 

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啓蟄(けいちつ)の昆虫観察会

啓蟄の日、私市植物園で、昆虫の観察会が催された。

物事を知る上で、先人達の残した物は宝物だと思います。
見方、視線、感性の向けどころ。
そんな物をすこし盗めるかと、久しぶりに参加してみた。

いろいろと、目のつけどころ、見つけるポイントを教えてもらった。

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■スローな時間
宝物を見つけるには、スローな時間が必要です。
ゆっくり。
ゆっくり。
時間をゆるめて歩く。

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■視点
視点は、虫が好む植物の葉の裏や茂み。

冬季、風が当たらず、日当たりの良い草むらにはキチョウがよく越冬している。

今回は見つからなかったけど、ムラサキスズメがひらひらと舞い出てきた。

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■食べ物を知る

このカシの葉の白い、うどんこ病を食べる黄色いテントウムシが居るんだよ。

あっちこっちの葉の裏をひっくり返してみてみたけれど、強は出会えなかったね。
でも、ヒゲナガサシガメがいました。
まだ春先、ちっちゃいねー

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■常緑樹の葉の枯葉ボール

常緑樹のに落ち葉が集まっているところを枯葉ボールと呼ぶらしい。

ここに、蝶たちが紛れ込んでいることがあるらしい。

よーくみていても、朝の裏の模様と枯葉は区別がホントつきにくい。

あ、ひらひらと蝶が舞った。

追いかけてみると、きれいな模様のウラギンシジミ。この子は、♀なんだって。
♂はオレンジの模様とのこと。
フジやクズが食草らしい。
振り返ると、フジ棚があった。

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■樹皮の裏側

樹皮や、植物の名前の看板の裏は、風が当たらず気温の変化も少なく居心地がいいそうだ。トックリバチのすがあった。

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■食痕

なんかぶら下がっているでしょう。

コウモリガの幼虫の食糞

あのぶら下がっているところの根本に穴が空いていて、そこを除くと幼虫がいる。

幼虫は美味とのことで、奈良の山手の方では今でも食する村があるという。

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■春になると

春の大気と冬将軍が綱引きを始め、三寒四温を繰り返しながら
季節は一歩づつ進んでいく。
人も、虫達も少しづつうごめき始める。

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心満たされ、お腹も満足=幸せです。

 今回の遊山では、お腹いっぱいいろいろなものを頂いた。

人はお腹がすくとイライラする。

お腹が満たされると、心も満たされる。

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 阿波の、シゲさんからの差し入れです。

かずひろさんのザックから出てきたのは、でっかい霜降りのお肉の塊。

わー

シゲさん、有難うございます。 

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雪を彫り込んで、テーブルを作り

山頂に足を運んだ二人を待つ。

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ふたない(^^)

よし、スコップがふた代わりじゃ!

山では、アイディア次第で何でもありです。

今日の料理長は、ろくべいさんご夫婦

おまかせしまーす。

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山頂に出かけた二人の姿があそこまで来たら火を入れよう。

熱々の出来たてを食わしちゃるんじゃ。

と、かずひろさん。

にくいまでの心遣いです。

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おかえり~

ちょうど出来たよー

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うんまいねー

心も、言葉も弾みます。

やっぱり四国はいいなー

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しめは、高松のろくべいさんが持ってきていただいた、うどんです。

螺旋になったうどんなんて初めて食べました。

さすが、奥が深い。

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今回は、スペシャルバージョンの遊山でした。

新しい出会いあり、再会あり。

いろんなことを考えることも出来た。

これからもよろしくお願いします。

本当に有難うございました。

心も、お腹も大満足

幸せです。(^^)

 

知識と経験

「見て覚えろ」とよく言われる。
教える側、教わる側の意識
そして環境がマッチすれば相乗効果となる。

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長年山には興味があったが、遠くまで出かけていくことはなかった。
5年前、猿板さん達の仲間と出会い、世界が広がった。

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最初は、森の中のビバーグ体験から始まった。
そして、テント迫や遠征をへて、雪山を経験した。
そのたびに新たな経験を頂いている。

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今回はガイドのよっしーさんも一緒のダブルガイド付き
そのうえ、近辺の山域を幾度となく上られ複数のルートをご存じのろくべいさんも一緒です。

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季節の変わり目、天候はめまぐるしく変わり、雪面の状況も千差万別。
安全なルートを見定め、装備を選ぶ。

今回は、ロープなどもしっかりと準備いただいていた。
出番は無かったが、心づよいものです。
無理はしない。
過信をしない。

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美しさを感じる楽しさを安心して楽しめるよう
教えていただいていることを、よき糧としてこれからも一歩一歩

歩んでいきたい。