枯れ草色の土手でスイバの葉元で春を待つベニシジミの
幼虫に出会ったのは、まだ肌寒い3月の始め。
まだいるかな?と覗いてみようと、穂をのばしたスイバの株を覗いてみた。
あ!
成虫になっている。
たぶん。あの幼虫が成虫になったんだ。
まだ孵化したばかりなのか、近づいても飛び立ちません。
でも、ベニシジミのように色が濃くないよなー
いろいろ図鑑で調べてみましたが、よくわかりません。
近くを見るとタンポポで一生懸命蜜を吸っている子もいます。
もう少しあたりを探してみると、
鮮やかなオレンジ色した、春型のベニシジミがよちよち歩いていた。
この子もまだちゃんと飛べないようです。
本当に孵化したばかりのようです。
裏側はこんな色
ベニシジミは春型と夏型があるとのこと。
春型と秋深くの個体は明るい紅色で、夏型は黒化するとのこと。
こっちにもいるぞ。
無事に沢山の子が育ったようです。
良かったね。