のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

夜の森

日落ちるのがどんどんと早くなる。つるべ落としの夕暮れをとくに感じるのは、刻一刻と暗いなる山道を歩くとき。 涼しくなったし、夕暮れを楽しみに裏山を歩いた。日が暮れると、五感が鋭くなる。少しの音に敏感になる。 久しぶりにオイルランタンを持ち出し…

ゆるゆる遊山「またくるね」

ヌル谷の今は、飢えた鹿によって草はほとんど育っていません。私が初めてこの場所を訪れて6年、見た目には、まだこの景色は変わりません。 でも、たぶん少しづつ変わってきているのだと思います。 ゆっくりと朝ごはんを食べ、のんびりと付近を散歩した。気…

ゆるゆる遊山「目」

目がいっぱい 2×5=10の目で見るといろんな発見がある。 いろんな視点がある。 何かにとらわれた時、一人の目だと目線を変えることができない。 隣にだれかいると、ふとした時にそんな見方もあるんだと、はっとすることがある。 一人の山歩きも好きだけ…

ゆるゆる遊山「羽のばす」

今回の遊山の目的は、ヌル谷のナロで羽を伸ばすこと。お帰り。森がささやいた。 さっそく、和弘さんと、山猫さんが心温まるお昼の支度に取り掛かる。本当にお二人さんの手際の良さにはいつも脱帽です。森の木の子に合うように考えてきたんですって。こんな風…

ゆるゆる遊山「森とキノコ」

季節の変わり目はキノコの季節秋雨前線が上がったり下がったり、しとしとと降る雨がキノコたちを喜ばせる。 ■ヌメリツバタケモドキ これ覚えておくといいよ。広葉樹などの新し目の枯れ枝につくという。 お昼の鍋にちょっと失敬しましょうか。でも、全部は取…

ゆるゆる遊山「みず」

みず 雲が集まり一粒の水滴となる。当たり前のこととして、普段過ごしている現象自然の中に飛び込むと、肌で感じることができる。 大気とまじりあえる水分の量は限られており温度が低いほど、まじりあえる量は少なくなる。ヌル谷へと向かう、かつて桜で満開…

ゆるゆる遊山「ただそれだけ」

四国の妖怪「河童さん」とご縁を結び「遊山」という過ごし方を知ったお気に入りの場所を見つけて、ゆるりと過ごす過ごし方は自由 自由にしていいよ好きな時間を過ごしていいよあなたなら何をするでしょう自由は自ら決めること自由ほど、難しいものはない自由…

いないいないばあ

ぴょん私の足音に驚いたのか。草むらの中になにかが逃げ込む。なんだろ。覗いてみると、ぴょこんとカエルくんがこちらを見ていた。 小さなキノコちょうどカエルくんの傘みたい。色もお揃いだね。 風が変わり、少しづつ秋の野草に移り変わり始めています。あ…

狩り「大漁」

フワフワと沢の上を舞っていたカゲロウ あ!あぶない。 透明な蜘蛛の巣につかまってしまった。 もがけばもがくほど、からみつく。 夏の終わり、森の中は蜘蛛の巣でいっぱいです。 あっちにも、こっちにも。 この木は特等席なのかな。 食うか食われるか。 命…

虫こぶ

山道をあるいていると、ふわりと風が吹き、葉の裏にキラリとなにかが光った。 なんだろう。 近づいてみてみる。 透き通ったキラキラした宝石のような虫コブ「ナラハヒラタマルタマフシ」です。 なんだか、宝石のネックレスのよう。 青い空がまるで海に浮かぶ…

抜け殻

水辺の草むらを覗いてみると、小さなヤゴの抜け殻がたくさんありました。 秋、水辺に産み付けられた卵は、ヤゴの姿で冬をこす。 冷たい水の中、落ち葉などの隙間でじっと息を潜めていて、網で落ち葉を救うとけっこう出てきます。 そして、春になりたくさんの…

大空へ

左右にピント伸びた透明な翼両翼の端にはワンポイントのマークがキラリ スラリとした長い尾を持ち大空を自由に飛び回る理想の体を身につけた者 小さなハンターは時折羽を休め、また大空へと飛び去っていく。 その姿は美しい体操選手のようだった。

夏休みの山登り「雲の中」

んーでも雨が降ってきましたね。少し(だいぶ)早いですが、もう寝ることにしましょうか。 おやすみなさい。 夜中は、雨がしとしとと降り、風が吹き抜けると、森の木々から一斉に雨粒が 激しくテントを雨粒が叩く。 こういうときは、じっとこもるしかな。 た…

夏休みの山登り「楽しいひと時」

一人だと質素になる食事も、仲間がいると一気に豪華になる。これ美味しいですね。たけのこ、カマンベールチーズ、お肉で巻いて とろーり蜂蜜をかけると出来上がり。絶品です。 そしてパテ酒飲みのアテです・・・ ホタテキノコをオリーブオイルと塩コショウで…

夏休みの山登り「武奈ヶ岳へ」

2018年夏休み最後の2日間は、Tommyさんと武奈ヶ岳に出かけることになった。ほぼ1年後しの武奈ヶ岳、いつものコースを選択した。 おお!フンコロガシじゃないの。始めて転がしているとこを発見!森はたくさんの生き物たちで常に循環している。 武奈ヶ岳…

お祝いのワルツ

春に続き、夏の今の季節にあちらこちらで命の踊りが始まっている。 あなたはどんなワルツが聞こえますか? あれ? なんだかちっちゃな卵があるよ。 そっか、ルリタテハの卵の子守唄のワルツだったんだね。 手をつないで、デュエットでお祝い。誕生が楽しみだ…

くろんどのミチオシエ

あ!ミチオシエだ。 いやゴブリンだ! ゴブリンこと、ミチオシエ。本当の名前は、「ハンミョウ」こいつも、素敵なキラキラの羽を持っています。 乾いた日の当たる山道を歩いていると、ひらりひらりと、道を案内してくれる。くろんどの森で見られるのはね。 …

タマムシいっぱい

今年はタマムシをよく見ます。 数年前までは、数年に一回見るか見ないかだったのに。 この日は、4匹も見かけたよ。 思うに、近年このあたりの森で猛威を奮ったナラ枯れで生息環境が良くなったのでしょう。(たぶん) しかし、このきらびやかな姿は本当に素…

セミの抜け殻

夏休み、抜け殻探しといえばセミの抜け殻でも、セミの種類によって大きさも様々なんだ。 成虫のセミも、街が好き。林が好き。森が好き。といろいろいるように幼虫も、好みの木があるみたいです。 そりゃ、幼虫で過ごす記念月のほうが長いのですものね。美味…

柿の木の下で

夏の日差しを防ぎ今井こと影を作ってくれる家の窓の直ぐ側に植えた柿の木アマガエルも、やってきて一休み。毎日暑いねー アマガエルに声をかけていると、あれ。 あれあれ。 やるねー そろーり、そろり。 じーっと待ち構えていて、がぶりといく。 頭を切り落…

町の様子のこと

今回の豪雨災害では、広範囲、そして長期間に渡る断水となり困難が長く続きました。その中で、自衛隊の方々の給水に長い列ができましたが、高齢者にはなかなかつらい状態だったとのこと。 実家は100年近く前から立っている、古い家で、回収のときに2つあ…

一安心

呉でバスにのり、峠を一つ越えて広の街に向かう。ここも、山が崩れ砂が流れ出たあとがあちこちに見られる。 ただいま。いつもと変わらぬ、笑顔がそこにあった。よかった。 近くに住む妹も、交通が途切れ簡単には顔を見に来れなかったらしい。 大丈夫そうだよ…

海路から

大丈夫だとは言うけれど、ひと目だけでも顔を見て安心したいと、いまなお半分陸の孤島と化している呉に向かう。 広島同僚に聞いても、今、呉に行くにはとてつもない時間と労力がかかるよという。交通手段も復旧に合わせて日々変わっていっているようで、昨日…

広島とあの日のこと

1年ぶりの広島今回は、初めて市内に泊まる。 広島といえば、誰もが一番に思い浮かべるのは、原爆でしょうか。今回の仕事場は、平和記念公園の直ぐ側でしたので、早朝の静かな時間帯に訪れた。 初めてこの場所を訪れたのは、小学生の社会科見学の時覚えてい…

植物園の楽しみ方「そのいち」

私市植物園の年間パスポートが切れたため、更新手続きを行いました。なんと、この4月から半額どころか、1/3に値下げされ1000円になってるんです。 苦しい経済事情もあるでしょうが、1000円にして少しでも多くの人が訪れてくれるといいですね。 …

くるくる

注意:一番最後はニョロリです。(^_^;) あれ、くろんどにもネジバナが顔を出した。どこからか運ばれてきたのかな。うまいことねじれてくるくるだね。 そういえば、森のなかにはくるくるがいっぱい! あっちでくるくるくる こっちでくるくる ばんざーいしなが…

雨上がりの散歩道にて

梅雨も半ばに差し掛かり、西日本一帯に深い爪痕を残した大雨ですが幸い、くろんどへと続く尺次谷のの小規模の崩れが数箇所おこっただけでことすみました。 日本列島は隆起と侵食の列島雨が振れば土削られ、海に流れ出る。 そして地は大きな力に押し上げられ…

生きる

ひとしずくのつゆから命生まれ いっしゅんの時の差で命つきる 食らいつき、貪り食う いのちがいのちをつなぐ 苦しくとも精一杯に生きようと、もがく。 必死にもがく。 生きることはくるしい。 苦しいけどいきる。 今を必死に生きていくのは生き物の性なのか…

雨あがる

4日降り続いた雨がやっと上がった。近畿圏では鉄道が機能しなくなった。故郷の広島では実家の近くの橋が流された。 その後、続々と被害の大きさが伝わってくる。あそこも、あそこも。崩れて、大きな被害が出ている。 一粒の小さな水滴が、集まると大きな力…

森歩きの楽しみ

あ、タツナミソウだ。まだ少し残っていた。 毎週のように歩き始めて、今年5年めかな。そうすると、草木や生き物たちの息遣いが聞こえてくる感じがします。 もうそろそろ、あの子が顔をだすな。とか。今年は会えなかったな。また来年ね。とか。 花が咲き、種…