のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

におい

GW明けから、明石の山奥の仕事場へ通うため、仮住まいでの生活をしていて、久しぶりに、家に帰ってきた。 あれ、空気が違う。 いつも、住んでいると気が付かない里の匂い。 海の匂い、山の匂い、街の匂い その土地の匂いは、少しづつ記憶に溶け込み心に染み…

銀竜草

GWになると、あの場所に行きたくなる。獅子窟寺(ししくつじ)の東側の谷間の大岩の傍に毎年その花は咲いている。 今年も顔を出してくれたね。初めて出会ってから毎年の楽しみになっている。 横から見ると龍が白銀の竜がかま首をもたげているような姿をして…

立夏(りっか)の草むら

立夏「春が極まり夏の気配が立ち始める日」 日一日と天高くなり春過ぎ去り、夏が来た。 道端の草むらを覗くと小さな子供たちがちょこんと葉っぱにのっかって日向ぼっこをしている。 ちょんと指でつつくと、驚いてぴょんと跳ねる。 里山の沢沿いの草むらはた…

のんびりGW

冬芽が楽しいオニグルミ 3月4日はこんな感じだったのが 4月8日にはこんな感じ(^_^;) もう初夏の陽気、日に日にミドどり濃くなり、命の匂いがどんどんとあふれ 森が輝き始めています。 本当に気持ちのいい季節です。

花筏

◆花筏 山地の木陰に生え、高さ約1.5メートル。葉は卵円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。雌雄異株。初夏、葉面の中央部に淡緑色の花をつけ、黒色の丸い実を結ぶ。 初夏を思わせる日差しの中、今年も花筏の花が咲いた。 色とりどりの花が咲き乱れる…

芽吹く季節のこと

道端を覗き込むのが楽しい季節。今まで気が付かなかったけれど、昨年見つけたスズメノエンドウ一度気がつくと、あちこちに生えていることに気がつくんです。人の目って面白いものです。 こちらはカラスノエンドウ普通は薄紫色ですが、シロバナもあります。こ…

春芽吹く

はるがきた。はるがきた。 みんなが待ってたはるがきた。 お家の中でじっとしていた、長い冬がおわり、春が来た。 お日様陰るとまだ少し肌寒いけれど、頬に当たる風が温かい。思いっきり背伸びをして体を伸ばし、青空を見上げたよ。

第十三候:玄鳥至(つばめきたる)

ちょっとしたトラブルで、緊急スクランブル体制となった休日出勤 オフィス街のウィンドに愛らしい姿が目に入ってきた。 海を渡り今年もやってきてくれたんだね。 なんだかほっと一息、思わずニッコリ ありがとね。

お花見のこと

高知・東京とソメイヨシノが満開とのニュースが流れる週末。私市植物園の桜山は、枝垂れ桜が満開を迎えていた。 いまから、初夏まで次々と様々な種類の桜が乱れ咲く桜山 小説「桜守」にも登場するという、(まだ読んでいない。。)笹部さんが設計されたとい…

お花見始まる

チラホラと梅めほころび始める。 私市植物園の春のお花見は、梅の花から始まります。 あ、風の匂いが変わったね。小鳥のさえずりも軽やかになってきたね。 春を感じるのは、みんな一緒のようです。 梅の花って、本当に素敵な形ですね。和菓子に着物、塗り物…

落ち着く場所で

裏山のお気に入りの場所十数年前にちょっとした火事があり見晴らしがよかった場所だけどだいぶ木々が茂ってきた。もう数年すると、大阪のビルまで見渡しながらの、のんびり一杯は終わりかもしれない。 でも今は、この場所が一番のお気に入り。その時はまた別…

遷移

裏山のハイキング道を尋ねてみると、多くが木々が伐採されていて風景が一変していた。 ここ数年広がったカシノナガキクイムシは、この山の主要樹種である、コナラに大きな影響をおもぼした。 森は遷移する。大きな木が倒れれば、新たな種がどこかからやって…

冬の名残

春の息吹を感じる中で、冬の名残を探してみたよ。少しづつ、鳥たちの命を繋いでいた森の実りも残り少なくなってきた。 風に吹かれ、鳥に運ばれ、自ら飛んでいき、どこまで旅することが出来たかな。 卵を産み落とした抜け殻は、じっと子どもたちが芽生えるの…

第六候:草木萌動(そうもくめばえいずる)

春が来た、春が来た、どこに来た。山に来た、里に来た、野にも来た。 (高野辰之「春が来た」) 春一番を告げる強い南風が吹き。大荒れの、春の嵐もやってきた。 この時期、太陽が高くなることで大地温まり、海水の温度差が小さくなることで季節風が弱まる。…

バイカオウレンとの出会いのこと

土佐の友との出会いは、このバイカオウレンで始まった。5年前の2月、初めて猿板のみなさんとの繋がりが始まった時初めて連れて行っていただいた場所「牧野植物園」の入り口で、出会った一輪の花。 何という名前なのですか?牧野先生がとても好きだった花で…

土佐の味

おかえり。蘭ちゃんが迎えてくれた。今回も遊山でも、河童さんのお宅にお世話になった。 今回は都合がつかず、遊山にはご一緒できなかったtochicoさんを交えて、二次会の開始です。お家でのんびりが好きなので、お疲れのところいつも無理をお願いしてしまい…

幸せ者

強いが流れるカルスト台地の中唯一とも言ってよい、ホットスポットは、北側からの風を木々が防いでくれる木々が切れた場所だった。 さあ、今日はこの場所で荷を降ろし、語り合う場所にしよう。 のろさん、おめでとう!シャンパイで乾杯しよう。二人の友の笑…

雲の流れによる風の強さ高いところにある雲、ゆっくりに見えるけれど風強な。河童さんがつぶやく。 でもこの晴天なら森の中を歩くより、高原歩きの方が楽しめるよ。その日、その場所の状況を読み、行き先を考える。その積み重ねが大切な経験になる。 風が集…

楽しいこと

雪山の楽しみいえ、アウトドアの楽しみ方は千差万別人それぞれの楽しみ方があると思う。 その中で一番シンプルな楽しみ方は、五感をつかって地球の息づかいを感じることではないでしょうか。 非日常を楽しむみ、様々な発見に驚き、小さな自分を見つめること…

天狗高原「雪の国」

早くしないと雪なくなっちゃうよ。季節は待ってくれません。今シーズン2回めの雪遊びに、四国カルスト「天狗高原」を訪ねました。お!ふっちゅう。ふっちゅう。 すごいですね。まるで信州のスキー場に来たみたいです。先週の寒波でまた雪の量が半端ない!こ…

串本「大地の記憶」

海の向こうに見えてきた、大地の記憶。はるか彼方の記憶がよみがえる。 この地に太古の龍がいた頃、地より火吹き大地割れ龍飲み込まれたという。大地に飲み込まれた巨大な龍は地の底で眠りについた。 長い長い時ながれ、大海の水により洗われ、再び日のもと…

串本「潮溜まり」

浜辺の片隅の平たい岩場に潮溜まりが出来ていた。 何かいないかなー潮溜まりがあると、つい覗き込んでみたくなる。 海に取り残されたものたちは、じっとその場で待つことしか出来ない。捕食者に狙われたり、お日様に焼かれたりと大変だ。反対に、弱い者たち…

串本「浜辺」

早朝、十津川から熊野川へと名を変えた神の河の流れとともに熊野灘へと旅だった。新宮で列車に乗り込み、今回の出張の目的地本州最南端の町、串本を目指す。 大海を眺めながらの快適な旅はあっというまにすぎ、串本の待ちに到着したがが、早朝出発したので待…

くまのみち「ゆるむとき」

くまの地方には多くの温泉がある。数万年前に沼地であった地は、地中奥深くからの力で岩盤が隆起し岩盤の縁に沿って温泉が湧いているという。 初日は十津川温泉の宿で、源泉かけ流しと山の幸の楽しみで始まった。 そして、旅の最終もやはり温泉で締めること…

くまのみち「参ること」

紀伊の半島の真ん中にぽつんと開けた場所がある。 人里から隔離された熊野の地に神が降り立ったのは遙か昔のこと。その痕跡を感じ、残り香を感じるように人々は峠を越え、尾根を渡りここに参る。 過去から未来へ、人の生活は変わろうが、川の流れのようにな…

くまのみち「雨水と石畳の風景」

少しずつ雪が雨に変わってくる。三寒四温を繰り返し、すこしづつ雪が溶けて山潤み始める頃 朝、麓の石畳はまだ乾ききっておらず、山中は靄が漂っていた。見上げる先の果無峠はまだ白い雪に覆われている。 「蟻の熊野詣出」と呼ばれ、とぎれなくこの道を通っ…

くまのみち「果無集落」

高野山から山々を越えて十津川の村までくると、熊野本宮大社への道は残りわずか。十津川にかかる赤い橋を渡り、果無峠に向かう道を踏み出す。 鬱蒼とした杉林の中、古道の道を一歩一歩踏みしめる度に、時を遡るような気がする。 急に林が開け数件の集落が目…

くまのみち「果無(ハテナシ)」

人がまだ自然とのつながりが深かった頃のこと年も押し迫る12月20日になると、「果ての二十日」といって人は家から出るのをためらったという。 昔々、大きな猪の主がいたそうな。その主は、ある時狩人にしとめられてしまった。 その主はたくさんの、命を…

くまのみち「十津川から」

R168、家のすぐ横を通るこの国道は一路南下を続け、太平洋に至る。今回、そのR168を通る、日本一長いバス路線を使い十津川を南下した。奈良県八木を発し、新宮に至る 半分の十津川温泉が初日の終点。紀伊半島への度はとにかく時間がかかる。何度か休憩を取り…

くまのみち「第三候:魚上氷(うおこおりをいずる)」

立春を迎えたばかり、暦ははや第三候にはいるころ南紀へ向かう道に、くまのみち「小辺路」の一部を選んだ。今回は十津川の果無(はてなし)の里から古道をたどることとした。 ■魚上氷(うお こおりを いずる) 川や湖の水ぬるみ、表面の氷が割れて魚が飛び出…