のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

ケヤキザコ遊山「森が近い国」

四国に来るといつも思う。ここは林業の国、なんだなと。 山地の奥の奥。そのまた奥に、道は延び、人々の暮らしの痕跡がある。切り出した木々を里へ運ぶために道を開いた。 今、このように比較的簡単に森と戯れることができるのも、道のおかげ。いつもの場所…

ケヤキザコ遊山「森の目印」

奥物部の森は、ここから河童さんたちとのお付き合いが始まった。 初めて訪れたのは、2012年春だから、もう7年も前なんだ。 あれからこの森を訪れたのは何回目かな。 もう片手はこしたと思う。 あの窪地がヌル谷で、その横が門番の大ツガ あの稜線で満天…

ケヤキザコ遊山「河童予報」

春に続いて、今年2回目の土佐訪問は、すこし甘えさせていただいて 前日の夜間入り。 のろさん、稜線はやめた方が良さそうだよ。四国の山域、特に西熊山域の天気はほぼ予想できるといい、いつもぴったりで、びっくりする河童天気予報は、現地での経験と天気図…

畑の仕舞いのこと

ここ数年、仕事の都合で単身赴任生活が続いていて、畑については手のかからない芋類やタマネギなどを中心に植え付けてきたが、それもなかなか大変な状態になってきていて、9月末での更新はしないことを決めた。 十数年前、小さかった子供に、これでもかって…

ヨウシュヤマゴボウ

友人からいただいたカレンダー 身近な植物が素敵に描かれていて、毎月めくるのを楽しみにしています。 9月はヨウシュヤマゴボウ 花言葉は、「野生」「元気」そしてなぜか「内縁の妻」 おいしそうな実が野山のあちこちで見られますが、実を含めて根っこまで、…

小さな虫めがね

小道具箱の片隅に、小さな虫めがねを見つけた。 たしか、昔、母の妹が使っていたという虫眼鏡を譲り受けた気がする。 レンズの隅っこが曇っていたので、少し水にぬらした布でせっせと磨いてみると みるみるきれいになってきた。 最近、少し眼元が怪しくなり…

台風の夜

カワトンボが、ふわりふわりと、あっちの葉っぱ、こっちの葉っぱに行ったり来たり。 今年の夏は、家に閉じこもって試験勉強中試験本番まであと半月、もうひと頑張りかな。 前回の台風でなぎ倒された、大きな樹からも若い枝が伸びてきている中今回の台風は、…

梅雨終わるころ

雨上がり直後の草叢を覗き込むと、たまに虫たちが雨宿りに出会えます。 時には、鋭い翼をもつ戦闘機にも。 流線型の羽をもちホバリングしながら花の蜜を吸うことのできる飛行の巧者。 セスジスズメは、雨上がりの葉の裏で出動の瞬間をじっと待っていた。 GW…

桔梗咲く頃

久しぶりの私市植物園秋の七草の一つ、桔梗のつぼみが膨んでいた。 水辺では、小さなイトトンボが空に羽ばたく瞬間をじっと息を殺して待っていた。 真っ赤な赤とんぼが雨模様の空を駆け回る。 ヤンマはまだ姿を見ない。もう少し後かな? 森に向かってみよう…

第23候:小暑<蓮始開>(はすはじめてひらく)

皆が寝静まった闇の中、月夜に照らされて蕾みはゆっくりと膨らみはじめ月が山の向こうに沈み、すがすがしい朝を迎えるころ花開く。 初めて花が開くとき、かすかな匂いを放ち小さな音がするとのこと。そっと顔を近づけて匂いを嗅ぐと、漢方薬のような匂いがし…

機織り神社の七夕さん

今年の短冊にはどんな願い事を書きましたか?交野市(かたのし)は、七夕伝説ゆかりの町七夕祭りが盛大に行われる。 ■機物神社(はたもの)の事神の衣を織る「天棚機比売大神(あめのたなばたひめのかみ)」を祭り交野山(こうのさん)の巨石をご神体に仰ぎ…

汽車の旅

汽車に乗ってとことここ旅するのがなんとなく好きになってきた。別に何をするでもなく、とことこところ汽車に揺れる。ただそれだけ。駅に着くいろんな人が乗ってくる。小さな子供大きな子供 いろんな人が降りていく。あの人、この人どこ行くのかな。 この町…

街並み

野呂山のすそ野に広がる小さな三角州に広がる小さな町がある。大川を中心に広がる町は、時とともに少し変化していた。 年々街のあちこちで、建て替えや道路整備が進んでいてその変化は年々激しくなり、小学校前の書店は取り壊され、屋根から突き出ていた大楠…

好きなことを続けよう

父は物作りが大好き家を自分で作ったり、あちこち建築関係の手伝いをしたりしている内に脱サラしてなんでも大工さんに。小さい頃からいろいろ手伝いがとても楽しかった。今でも、何かを作っているのが楽しくて仕方がないとのことで、もらってきた丸太から板…

瀬戸内へ

瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、ゴトゴトと揺れる音が心地よく響く。 たまにはのんびりしようと、予定も決めずにサミット休暇するぞ!と宣言したけれど梅雨入り宣言。日本中どこも雨予報!そうだな、久しぶりに田舎に顔でも見せに帰ろうかなと、のんびり…

初めてのルートを歩くとき

ふと見ると、足下に小さな卵のかけらが落ちていた。子育ての季節。日本には、沢山の小鳥達が子育てに集まってくる。誰の卵かな。無事に育っていったのかな?二つ星のテントウムシテントウムシの星の数の種類っていくつあるのかな。気にしてみてみてみよっと…

楽しい予感「遡上」

昼から雷雨の可能性もあるという、不安定な天気先週末の平日訪れたロックガーデンアプローチの良さから再訪することにした。でも同じルートは楽しくないし、すこし上級者コースの地獄谷ニートをたどることにした。 高座ノ滝から谷底へと道を外れ、ずんずんと…

あぜ道

田植えが終わり水が満たされた棚田に風が吹き抜ける。 なぜだかほっとする景色です。 棚田の周辺にはいろんな生き物が集まってくる。 春一番に咲き始めたスズメノエンドウとカラスノエンドウの実は熟して来年の種を飛ばしていた。 小さな種は、草むらの中で…

歩く楽しみ

不思議なことに、初めての道ではあまり草むらの昆虫に気がつかないです。歩く速度が速すぎるのかな。 小鳥などは声で知らせてくれたり、カサカサという音で存在を感じられたり、きれいな色彩で目に飛び込んでキラリするけれど、小さな虫たちは、なるべく目立…

梅雨入り前の森の中

次々と、梅雨入りが報じられる時期、紫陽花が次々と花を咲かせていた。山道のあちこちに小さな芽生えが見られ、この土地に合っているようです。 紫陽花の花びらは、リトマス紙と同じ反応を示して、酸性土壌だと青色だったかな。でも、どうして酸性、アルカリ…

平日休みの温泉旅行「お気に入りの場所ないかな」

この金曜日は会社のグループ一斉休日でした。週末の天候は下り坂、どんよりと低い雲が垂れ込めるが、天気予報では夜半ごろから崩れるとのこと。 そうだな。暑くならないうちにと、前から歩いてみたかった、芦屋から六甲をこえて有馬温泉にでも行ってみようか…

はじめての遊山「またいこうね」

みずほの初めての遊山が剣山になったこと。とても素敵な巡り合わせであったと思います。 河童さんほか、多くの黒子衆たちが足繁く通い、山小屋の皆さんととてもよい関係を築いていてこられた宝をお裾分けいただけたと感じます。 山神さまこと、新居さんと一…

はじめての遊山「空の上で過ごすとき」

お昼時に空の上に荷を下ろし、あとはゆっくと過ぎゆく時に身を任せる。ゆったりとした時間 空の上では、下界でとは違う時が流れる。 いくよ、瑞穂に声を掛ける。静まりかえった山小屋をそっと抜け出す。 見上げると空には満天の星空が広がっていた。空の上に…

はじめて遊山「空へ登る」

空が近くなってきた。白い地肌に太古の海の記憶が、きざまれる。 ここは昔海の中だったという。深い深い海底から長い年月をかけて空へ空へと伸びきた。 海の主が大きな剣を持って、天の主に渡そうとしたのかもしれない。 さあ、もう少しで天の頂だよ。 天の…

はじめて遊山「見えるもの」

下から見上げるその姿は変わらないように見えるが、森は日々移り変わっている。 雪は大地の布団として機能し、大地を守るという。大地に降り積もった雪は天然のダムとなる。今年は雪が少なかった。 森の大地が乾いていた。 大きな目で見ると見えないこともあ…

はじめて遊山「時の流れをみつめること」

春は里から山頂に、秋は山頂から里へと、行ったり来たり。 季節は下から上に、日一日と這い上がる。100m上がれば一日過去を見てる。 ここで見た光景は、もう少し上で同じ景色が見れるんだ。 山を歩くようになって、次々と変化する、季節を感じる楽しさを…

はじめて遊山「はじめの一歩」

今度の週末、バイト入れてないよ。どっかいこうよと、娘からのお誘い。河童さん、急ですが娘と二人も大丈夫ですか?そんなやりとりから、娘のはじめの一歩は四国「剣山」と決まりました。 ちゃんと登れるかな。なんだか心配そうな事をいっているが、私たちの…

いつもの道

久しぶりに家に帰った週末。駅から家までの道を歩く。十字花が咲き始めていた。 道沿いの石垣の間にはカタバミのかわいらしい花が風に揺れる。 竹を切った垣根には、小さなベニカミキリが群れていた。 都会の片隅に残った棚田では田植え前の水を引くために蓮…

どこがいいかな

気軽にのんびり寛ぎたいなと、新神戸駅からのルートを探してみた。ゆるりと出来る、お気に入りの場所を探してみたい。この前、歩いた渓谷沿いに良い場所があったな。あそこに行ってみようかな。 紅葉の新緑が鮮やかに日に光る。 気温はぐんぐんと上がり、初…

巨石の森

人は巨石に神を感じる。交野の山には、神としてたたえられている大岩が点在する。獅子窟寺下のこの大岩も洞内に祠がある。 この上側を少し上ると、谷を見渡す大岩が姿を現します。 大岩の下には観音様が今日もほほえんで迎えてくれた。ウラジロノの隙間を抜…