のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

くろんど散歩

楽しい散歩道

沢沿いに一足早い線香花火が灯っていた。 夏の足音がすぐそこまで迫っている。 梅雨が来るまでカタツムリはお家の中に潜り込んでひとねむり。 今年もギンリョウソウが顔を出していたが、イノシシがあちこち掘り返していて毎年数が減ってきている気がします。…

錯覚

新緑の森散歩の一つの楽しみは、木々の芽生え、変身を感じ、生命の息吹を感じること。 ときどき、私たちの過ごしている時間と、木々達が過ごしている時間はすこし違うのかもしれないと思うことがある。 私たちの時間は少し早すぎるような気がする。 命が生ま…

楽しい散歩道

GWで人が溢れている裏山のハイキングコースを避けて、旧道の谷あいの道にを選んだ。 いらっしゃい。 森へ続くこの小道が私のお気に入り。 両側に草むらで沢山の虫たちに出会えるんです。 まいど! 久しぶり! 今年始めてだね。トンボくん。 元気にしてた? …

むかしむかし

植物の名前って、その形や姿から連想される身近なものから名付けられている事が多い。 さあ、この不思議な形をした花の名はなんと名前をつけてもらったのかな。 ちょっと目を閉じてもらえますか。 むかし、むかし、あるところに浦島太郎という心やさしい漁師…

気配を感じる

目の前をリスが木に駆け上り、イタチが岩の間に滑り込む。冬の間、ひっそり静まりかえっていた森が、一気に生き物達の気配で満ちあふれてきた。 ■気配を消す森にはいるときにはなるべく気配を消して入りたい。呼吸をゆっくり深く忍び足 木々の間を通り抜ける…

幸せのトンネル

裏山を見上げると、枯れ草色だった木々が緑に染まっていく。 あの場所ではどんな変化が起こっているのかな。 久しぶりに「くろんど」の里山に分け入ってみることにしました。 ムシャ、ムシャ、ムシャ お腹をすかした生き物たち。 あちこちで柔らかいごちそう…

獣の匂い

冬になり、雑木林のヤブが枯れてくると廃道となった谷をめぐりたくなる。 久しぶりに脇道にそれていまは誰も通らない廃道の谷をたどることにした。 実は、国土地理院のちずにはこの道がまだ点線で書かれているのですが 倒木や台風による土砂崩れなどで、年々…

不思議な力

小さな子供がお父さん、お母さんを見上げている。 お父さん、お母さんが手をつないだ子供を優しく見つめる。 森には小さな小さな子供たちがたくさんいます。 この時期、下草が枯れ、葉が色づき、小さな子供たちから大人の顔がよく見えてくる。 反対に、大人…

いっしょにに遊ぼう

森に入るとカタツムリがいた。 いろんな形のカタツムリがいた。 とんがり帽子の家を持ったカタツムリ 普通のよく見るカタツムリ 小さな小さなカタツムリ 透き通って、キラキラ輝くお家を背負ったカタツムリ 体と共に、お家も大きくなるんだろうね。 でもどう…

黄昏時(たそがれとき)

誰そ彼と われをな問ひそ 九月の露に濡れつつ 君待つわれそ 「万葉集」第10巻2240番 日が沈み、暗闇が這い上がってくるにしたがい すれ違う人の顔は見えなくなってくる。 もしかして、今すれ違った人はこちらの者ではなく、あちらの者 追剥かもしれないし、…

逢魔時(おうまがとき)

闇が今よりずっとずっと濃かったころ 闇が近づいてくる時間のことを人は「逢魔時」と呼んだ。 匂いが変わり 音が変わのを感じる時 禍禍しい物の怪の世界とつながる時間 人は第六感を感じやすくなるのかもしれない。 木々が話はじめ 地からはい出た闇がそらを…

狐の茶袋

ウツギ科の植物で、材があまり役に立たないことから、毒を持つ魚と同じゴンズイと呼ばれることになったらしい。 その別名は「狐の茶袋」 ゴンズイ 狐の茶袋とは、また面白いたとえだと思って調べてみると、いろんな植物が「狐の茶袋」と呼ばれているらしい。…

向こう岸

雨上がりの朝、窓をあけると深い霧が立ち込めていた。 山から里へ 北から南へ 季節はゆっくりと深まるころ、向こう岸への扉が開くことがある。 それは数年に一度、こちらの岸と、あちらの岸の時間が合わさる時。 向こう岸の声を聞くには、霧が晴れないうちに…

山の呼吸を感じる時

森は小さなマメガキがたわわに実り、里山は実りの秋真っ盛り。 今年の里山は、沢山のどんぐりが大豊作でした。 森の動物達も安心でしょう。 ドングリは「成り年」と「不成り年」があり たわわに実る年と、不作の年を繰り返す。 それは山が呼吸をしているかの…

秋近づく

野菊が咲き始め、里山にも秋が近づいてきたことを知らせてくれ 騒がしかった森は、ゆっくりと静かな時を迎えようと準備を始めてる。 日一日と日は短く、夜は長くなり季節は深まり あでやかだった森の色は落ち着いた色合いに衣を替えていく。 気の早い雪のせ…

寝床さがし

秋風に誘われて里山を歩く 生き物達は冬ごもりの準備に忙しい。 蛙は暖かい地面の中へ 心地よい場所をさがしてあっちへこっちへ。 トカゲは、衣を脱いで冬眠前のおしゃれによねんがない。 どこを寝床にするかで生死を分ける大事な選択 じっくり寝床を探しま…

おなかの大きなカマキリ君

帽子の中にやってきたカマキリ君 くるっと回ったおなかがかわいいね。 食いしん坊のカマキリ君 なんで大きなおなかなの。 おなかが大きなカマキリ君 気にの名前はなあに? 僕の名前はおなかの大きなハラビロカマキリ 大人になったらもっと大きなおなかになる…

ひさしぶりの裏山散歩

お気に入りの本とおにぎりをザックに積めて裏山に上がった。 ゆっくりと裏山にあがるのも久しぶり。 いつの間にか風が涼やかになり、森の声が変わっている。 命尽きたバッタと、小さな蜘蛛の子供達 短き虫達の命は親から子へ、子から親へと移り変わる。 季節…

小さなオリンピック

ふと思った。 虫達が集まったらどんなオリンピックになるんだろう。 ジャンプ一発で自分の何百倍もの距離を飛べちゃうし 空まで飛べちゃう超能力も備えてる。 水中もすいすい潜っちゃう。 なんていろんな形をしているんだろう。 どうして変身できるんだろう…

くろんどの森「笑顔集まる」

あれから二十数年 この山の懐で自然と遊び、多くのことを学んだ仲間たちを思い出し たまに会いたくなる。 そんなふうに感じるのもみんな同じなのか。 糸をたぐり、また集まる事ができた。 カンパーイ! 一人酔っぱらいの私だけど。 楽しい笑顔が心地よい。 …

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) すこし過ぎてしまったけれど、この「こよみ」が、なぜか気になった。 梅雨が明け、むっとするほどの暑さだけれど、 この暑さが、草木には潤いを与え命を育む。 木の年輪がぐっと延びるのもこの季節ですね。 ミツバチ 蒸…

天狗の山

山には天狗が住んでいる。 ときどき悪さをして人を道に迷わせる。 一人で山に入ってはだめだよ。 天狗に出会うとかえってこれなくなるよ。 人は山を恐れ、敬い、崇めていた、少し時をさかのぼったころのこと。 かつて、どこの山にも何かが住んでいた。 姿形…

愛おしい

流れる季節がたまらなく愛おしい。 春から初夏に掛けて、瑞々しく変化する命。 優しく、明るく。 そして、生き生きと言葉を紡ぐ草木達に会いに サンドイッチを作って、早朝の裏山散歩に出かけた。 ほんのりと、ピンク色の花を咲かせたような「ねじ木」の家族…

唐草模様

シダの若葉を見て、唐草模様が思い浮かびました。 独特の模様で嫌みがなく、なぜか心に残る「唐草模様」 なんだか素敵な模様だと思います。 洗練されたデザインは、時代を超え受け継がれる。 代々受け継がれてきた素敵なプレゼントは、私たちのアイデンティ…

新緑の光響詩

大好きな、埴沙萠さんの絵日記に「新緑の光響詩」という日記が書かれていた。 最近、体調を崩されたとのことで心配している。 私市の裏山では今は樫、椎の花が元気にモクモク湧き上がっていた。 この樫椎林は、獅子窟寺を中心として本来のこの地域の林相を表…

迷いこんでみませんか

だれと一緒にお弁当食べようかな。 あ! 虫がぶら下がってきたー GW中日のくろんど園地は、遠足の子供達で賑わっていました。(^^) ねえねえ。 一生懸命歌っているんだから、私の歌もちゃんと聞いてよ! って、キビタキさんが言ってるよ。 ホーホケキョ! 私…

銀竜草

淡い光とともに、照葉樹の森が衣替えの季節を迎える頃 0412 地の底から、竜の命が生まれ出る。 今年も竜が生まれた喜びを森が祝い照葉の木に花が咲く。 緑一段と濃くなり、地に命を吹きかける。 0430 銀色に光る竜の子供達は満月の夜、一斉に空に向かって旅…

楽しい季節

日が照ると少し汗ばむ季節を迎え、ウキウキとお弁当をもって 野山に出かけるのが一段と楽しくなってくるのは、人も昆虫も一緒のようです。 目を凝らすとあちこちに、小さな昆虫達と出会うことが多くなりましたね。 さあ、虫達との出会いの季節。 ワクワクの…

霞の色が消える時

霞桜が咲き始めると、1ヶ月に及ぶ桜の季節は厳かに終わりを迎える。 淡い水彩画のような、桜の風景が私は一番好きだ。 若草色に淡い桜色を混ぜ合わせた、このコントラストこそ、春の景色のフィナーレにふさわしい。 そして毎年楽しみにしている、家の向かい…

つながり

尺治の谷に幸せの青い鳥が帰ってきた。 オオルリの軽やかな声谷に響き、鶯と合唱を始めた。 お帰り、恋の季節だね(^_^) 森は次第に色合いを深め。 命を育む下地となり、あらゆるものを包み込んでいく。 やがて新しい命が産声を上げ、大空に旅立っていく。 細…

いろんなことを知りたいな。

一気ににぎやかになった野山にアカメガシワの三兄弟の花が咲く。 葉緑素がまだ行きわたっていない、葉の先がまだ赤い。 小さな葉っぱの中でいま、猛烈に化学変化が起こっている。 それはほんの小さな変化です。 見ようとしなければ気が付かない小さな小さな…

祝福の歌声

若葉萌え始めた里山に霞がかかるような儚い桜が一気に花開いた。 山の中で若葉と融け合うい、夢の世界を見せてくれる霞の桜。 私はこの優しい色合いの霞桜が好きだ。 そして、数ある霞桜の中でも特別な一本の木があるのを私は知っている。 森のもののけたち…

夢のトンネル

真砂土のやせた山でも、たくましく育つ、くろんどの森の春の主役「コバノミツバツツジ」 冬の間静まり返っていた森が、春の日差しを受けてゆっくりほころんでいたが、 ミツバツツジの明かりが灯り、一気に明るくなりました。 この季節の裏山散歩コースは、秘…

そのものの名前は

かつて広大な寺社林を有した古刹「獅子窟寺」の近くに、八丈岩という大岩があり ちょうど、木々の梢とと同じ目線での風景を楽しむことが出来る。 カシなどの常緑樹、コナラなどの落葉樹、そして盛りがすぎた山桜の赤い葉など さまざまな木々達の織りなす春の…

瑞々しい

命の輪廻は途切れることなく、今年も続き大地から命が湧き上がってきた。 ■瑞々しい 「光沢があって若々しい。また、新鮮で生気があること」 世はまさに、生気がみなぎっているのが目に見えて感じ、 森はやっぱり生きているんだと、つくづく思う。 幾千、幾…

元気いっぱい

窓の外から見る、森の色合いが、刻々と変わっていくこの頃 ともすると、変化に置いて行かれているんじゃないかと心配している自分がいる。 つい10日ほど前 卵からかえったばかりの雛のような可愛らしい姿で芽吹き始めた森の木々たち。 触ると壊れそうに繊…

はじまりは雨

季節の変わり目にはよく雨が降る。 それは、地球上における日本という国土の特色でもある。 豊かな雨は守を育て、生命を育み養ってくれる。 すべての始まりは「雨」 冷たく、暖かく。 枯れ葉をぬらし、芽生えを呼ぶ雨。 雨は色も作る。 風雨によって、素敵な…

雨上がりのワクワク

雨上がりの森ってなんだかワクワクしない? しっとり湿った髪の毛から、滴る一滴のしずく。 とくに、萌え始めた草木の妖しい魅力がなんともいえません。 寒々とした冬の枯れ林から、命燃えさかる生命の森へ 一雨毎に生まれ変わる、まっただ中に入っていく。 …

冬の妖精−テイカカズラ

「くろんど」森を歩き始めた、雪のある日、冬の妖精に出会った。 何なんだろう、この美しい種は。 雪とともにふわりと舞い降りた儚げな姿に心奪われたれ 家に帰って図鑑をひっくり返したり、ネットで探してみたけれど名前さえわからなかった。 それから数年…

冬の里山の小さな楽しみ

季節はあっという間にすぎていき、年が明けて早くもひと月が過ぎ去ろうとしている。 もうすぐすると、気の早い小さな草花達が早春の訪れを告げてくれることでしょう。 尾根沿いのツツジの小道で気の早いコバノミツバツツジが蕾を膨らませていた。 春はもう少…

冬の雑木林

木枯らしが吹き抜ける冬の雑木林の小さな種は 森の動物達の命をつなぐ大切な食べ物 おいしいもの、日持ちのしない物から食べていくので 日に日に食べ物は少なくなり、今頃はほとんど無くなっているんだと思います。 ヒヨドリがヘクソカズラの実をつついてい…

冬の雑木林

冬の野山は、天気が変わりやすい。 今まで晴れていたと思ったら、さーっと風がふき、雲が広がると 瞬く間に凍えるような寒さがやってくる。 小さな木の根の洞を覗くと、気持ちが良さそうなベットが作ってありました。 夜にはここで、まあるくなって、スヤス…

雪のくろんど「獅子窟寺への道」

綺麗だねー 時折すれ違うと人と口々に言い交わし、思わずにっこりしてしまいます。 冬は日が低く、谷は影が多くを占める。 しかし陽の光が差し込む場所に来ると、いっそうに森中がキラキラと輝き始める。 風がふき、雪が降り、実りの種は少しづつ拡散する。 …

晩秋のくろんど

先週末は、海の向こうから頂いた日本酒を枕に、森でひなたぼっこを楽しんだ暖かな週末でしたが、 今週末は一転して寒波到来、あちこちで大雪の頼りが届いています。 あ、今年もあったあった。 去年と同じ場所でちゃんと今年も、キラリと光る実が秋の日に照ら…

小さな命

秋雨降るくろんどの森 小さな蛾が飛び回る。 毎年この季節になるとこの風景を見ているのを思い出す。 なんという蛾なんだろうな。 ふと足下の草むらをみると、小さな蜘蛛の罠にかかっている一匹 たった今、絡まってしまったようです。 もがけど、もがけど、…

小さな足音

ほんのりと、里にも秋が近づいてきた。 北の国からやってきた。 まだまだ、よーく耳を澄ましていないと足音には気づかないけれど かさこそ、さわさわ。 小さな、小さなささやきが聞こえてきた。 そらは青く、朝夕冷え込み。 お日様が上がると、一気に暖かく…

小さな駄菓子屋さん

みっけ! くろんどの森は、小さな宝物がいっぱい。 小さい頃。 10円玉をに握りしめて通った駄菓子屋さんや、おもちゃ屋さん。 そこは、夢の様な場所だった。 妹をびっくりさせる、蜘蛛のおもちゃや カマキリのおもちゃ。 びっくりカメラで泣かした時は怒ら…

季節は進む

日が昇るのがめっきり遅くなり、木漏れ日の時間帯が日を追う毎に変わってくる。 きりっと引き締まった空気。 草花の咲きに付いた朝露の粒の大きさが小さくなった気がする。 そんな、ちいさな変化が季節の移り変わりを感じさせてくれます。 早朝、くろんどの…

行き着くところ

朝。無性に高いところに上りたくなる。 乗っ取られる。 エントモファガ・グリリという糸状菌に取りつかれたバッタは 無意識のうちに、高いところを目指してしまうのだそうです。 初秋。 菌糸は、子孫を残すために虫を操る。 SF映画で、エイリアンに寄生され…

くろんど夏の終わりに

8月いっぱいで、常設テントも終わり。 くろんど園地も秋に向かって変化を始める。 しかし、常設テントはなくていいから、年中テントが張れたり、どこでもバーナー使えたらいいのにね。 といつも思ってしまいます。。。 台風の被害は去年ほどではなかったけ…