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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

大寒の風景

裏山の向こう側の里に、竹で栄えた村がある。その村は、日本で流通する茶筅のほとんどを産している里。一子相伝で、綿々と茶筅(ちゃせん)作りが受け継がれてきた里。 京都と大阪、奈良を結ぶ古道沿いにその里は位置する。室町の昔、鷹山村(たかやま村)の…

初詣

新たな年を迎えられたことを感謝し、気持ちを新たに入れ替える一年の区切り。 全国津々浦々、常に私たちのそばにあり、心のより所となっている村の神社 現代では、普段の忙しさに忘れがちですが、ことあるごとに生活の中にあり 思い出す不思議な存在です。 …

啓蟄−春の匂い−

啓蟄ー春の匂い 土の中で冬ごもりをしていた虫達が、早春の光を浴びて暖まった土を啓(ひら)き、這いだしてくる頃のこと。 啓蟄を迎えた週末。 ふらふらと匂いに誘われて、森の奥深くへと入っていくと、 急に桃源郷のような風景が目の前に現れた。 凍え縮こ…

立冬:山茶花始開

立冬を迎えるころ、山茶花の花が開き始め はらりはらはらと、花筵を敷き詰める。 ブーンと、大きな羽音が響き、見上げると大きな大きな スズメバチが、花から花へと忙しそうに飛び回る。 ほとんど花がなくなったこの季節 冬ごもりの巣を作り、貴重な蜜源とも…

水始涸(みずはじめてかるる)

秋分の末候、水始涸 田の水を抜き、稲刈りの準備を始める。 八十八の手間をかけ、まごころを注ぎ込んで育て上げた米が もうすぐ収穫となる。 我が子と同じ手塩にかけての稲刈りは、とてもうれしいものだと思います。 黄金色に輝き始め、風になびく田んぼを見…

秋分の日の大運動会

春分の日と秋分の日 お日様とお月様がよーいどんで、綱引きを始める日 さあさあ、秋の大運動会の始まりだよ。 どちらが勝か負けるかそれはお空に聞いてみるしか分からない。 わっしょいわっしょい、お日様の応援は「夏の雷様」 どんどんどん どんどんどん と…

立秋「寒蟬鳴」

立秋「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」 ふと気がつくと朝夕に窓から涼風が流れ込んでくる。 カナカナカナ、カナカナカナ 谷向こうの木立の中からヒグラシの声が聞こえた。 里でヒグラシの声やツクツクボウシの声が聞こえ始めると 夏の終わりももう直ぐそこまで来た…

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) すこし過ぎてしまったけれど、この「こよみ」が、なぜか気になった。 梅雨が明け、むっとするほどの暑さだけれど、 この暑さが、草木には潤いを与え命を育む。 木の年輪がぐっと延びるのもこの季節ですね。 ミツバチ 蒸…

半夏生(はんげしょうず)

七十二候:半夏生「はんげしょうず」 梅雨真っ盛り、ハンゲショウの葉が白く染まり始める 夏至から数えて十一日目を半夏生という。 この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言って、大雨になることが多いという。 今も南方で台風が3つも発生していて、…

季節のリズム

「夏至」 冬至とは逆に、一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる時期。 自然のリズムに寄り添い暮らしていく気持ちを大切にしたい。 朝、4時頃には明るくなり、私のリズムも朝方に変わっていく。 人は太陽と共に身体のリズムが変わると思う。 ともすると、忙…

梅雨

「梅雨」 [ 梅が黄色く熟す頃に降る雨。 そんな季節を、いつの頃からか人は「梅雨」と呼んだ。 春一番のかぐわしい香りを運んで来てくれた梅園は、甘い熟した梅の香りに包まれていた。 梅の花は人の心を溶かし、気持ちを和らげる。 青梅で作った梅酒は、会話…

立夏

汗ばむ日が続くようになり、夏の気配が急速に色濃くなり始めた。 立夏から立秋までの季節を夏期と呼ぶ。 蛙が鳴き始め、田植えの季節ももうすぐだ。 じっと眠っていた細胞が爆発的に活動を開始し 湧き出るように新しい命が世に放たれ、命を謳歌する。 木々の…

葭始生(あしはじめてしょうず)

水辺の植物も、ぐんぐんと育ち始め 空に鯉のぼりも泳ぎ始めた。 卵から生まれたばかりの生き物達が、草木に隠れ賢明に行きようとしている。 多くの危険に立ち向かい、立派な大人になる。 人も虫も、一皮むけるには、試練が必要なんだろうな。 過酷な試練を生…

ご先祖様のこと

春分の日と秋分の日。 季節の変わり目にお墓参りをする習慣はいつからあるのだろう。 善通寺 ■春分の日 春が見直に感じられ始め、生き物達も恋の歌を奏で始め 「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」 そして「春のお彼岸」の頃 先祖代々続いているお墓を大事…

目覚め

御形(ごぎょう) 春の七草のひとつ。 七草粥の頃には、もっとちぢこまっていたが、ここのところぐんぐんと 大きくなってきました。 枯葉の布団を脱ぎ捨てて、暖かくなったなーと、次々と顔を出す春の草花たち。 秋から残っている、残り葉が春風にゆらりと揺…

啓蟄(けいちつ)の畦道

とんとんとん。 とんとんとん。 もう春だよ出ておいでと、誰かが戸を叩く。 命あるもの、いっせいに目をさまし空に向かて大きな背伸びを始めるころのことを 古の人は「啓蟄」と呼んだ。 啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」 日が長く…

草木萌動(そうもくめばえいずる)

春雨降り、地ゆるみ始め、草木が一斉に芽生え始める。 しとしとと降り続ける雨は、雪を溶かし、凍てついた地を一気に目覚めさせる力を持っている。 生き物はどうやって春を感じるんだろうと不思議に思う。 だけど、人も春を感じる力を忘れてはいない。 日頃…

東熊遊山「魚上氷(うおこおりをいずる)」

時は立春「魚上氷」 川や湖の氷がすこしづつぬるみ、氷の下でじっとしていた魚が活動を始めてくる頃 源流 しかし山入る道は、侵入者を拒むかのよう凍り付く。 ここから先は、選ばれし者しか進むことを許されない場所。 軽はずみな気持ちではいれば手痛いしっ…

東風凍解(はるかぜこおりをとく)

■あれれ、南天の実が一つ、ぽつんと残っていた。 あちこちの家の庭先などに植えられている南天。 お正月にはたわわに実っていたけど、1ヶ月の間にどこの南天もほぼ実が無くなっています。 関東では梅の蕾が膨らみ始めたということですが、関西ではまだ堅く…

大寒の頃

木々眠る春を待つ。 じっと見を縮めて春を待つ。 待っていると、少しづつ日が伸びる。 人は時を感じるすすべを忘れたが、森に生きる者達は時をしっかりと感じているようです。 一輪一輪と咲き始めた早春の花達 今は「大寒」の頃 まだ少し早いかな。 気の早い…

初詣「春感じた道」

キリリとしてた、気配が漂う社寺と春の気配が漂う古道をのんびりと歩いていると あくびの声が聞こえた気がした。 あーあ。 だれだい、なんだか騒がしいね。 もう春かい? 春一番を告げる、蝋梅の花が芳しい匂いを漂わせていた。 いい匂いですね。 去年歩いた…

初詣「古道」

大阪で過ごす何度目かのお正月。 不思議と、山の辺の道を歩いてみたくなる。 寒波到来で風強く、雪もちらつく天気予報の中、奈良の古道を訪れた。 今年は、日本最古の神社で、三輪山を称える、大神神社(おおみわじんじゃ)から歩き始めることとする。 この道…

楓蔦黄(もみじつたきばむ)

第五十四候 楓蔦黄 稲刈りも終わり、秋の野菜の植え付けも一段落。 あとは、春を待ちながら収穫を楽しむだけ。(^^) ヤマノイモ あ! 玉ねぎ植えないと。。。 ユリノキ 暦通り、山から里へと季節は移り変わり、里の木々も少しづ黄ばみ始めた。 朝晩の冷え込み…

大雨時行

大雨時行(たいうときどきにふる) 梅雨が開け、夏本番の頃。 先人の知恵である暦を見ると、「大雨が時ふる」と注意を促す。 おもしろいな、天気図に「ほとんど停滞」って書いてある。 天気予報を聞いていると、太平洋に停滞した高気圧に押し流され、 大陸側…

大暑

大暑「たいしょ」 快晴が続き、気温が上がり続けるころ。 一年で一番暑い季節がやって来た。 水遊びが楽しい季節。 人それぞれの暑さのしのぎ方。 私は木陰でのんびり昼寝かな(^_^;) しかし、節気を気にすると、本当に季節季節をうまく言い表していて感心し…

小暑「蓮初開」

■しょうしょ 暑さがだんだんと強くなっていくころ。 小暑と大暑の間を暑気といい、これから夏本番に入ります。 蝉が鳴き始め、梅雨明けも間近。 暑中見舞いを出し始めるも時期でもあります。 ■第三十二候 はす はじめて ひらく 夜も深まる闇の中で、蓮の花は…

芒種(ぼうしゅ)

「芒(のぎ)」とは、イネ科の植物の穂の先で、針のようにとがっている部分のこと。 穀物の種まきや麦の刈入れ、稲の植えつけに適した時期とされる。 一方で、そろそろ梅雨入りの報も聞こえる頃。雨空を見上げる日も増えてくる。 私市の村は、少し遅い田植え…

立夏:5月6日頃(2014年は5月5日)

夏の始まりの時期で、春分と夏至の中間にあたる。 この日から立秋の前日までが夏季となる。 新緑が深まり、田畑の作物もぐんぐんと育ち始めるています。 いつの間にか、蛙があちこちで鳴き出始めました。 もうすぐ田には水が張られ、蛙の大合唱が幕開けです…

穀雨

しとしとと、降り続くは恵みの雨。 畑の夏野菜も植え終わったタイミングで、おいしい穀雨が降ってくれた。 地を潤し、作物を根付かせる大切な雨を人は穀雨と呼んだ。 ■穀雨 二十四節季の一つ。陽暦の4月20日頃。 地上の穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ…

春の七草

1年の無病息災を願う朝は、この冬一番かと思う冷え込みに見舞われました。 古人達は、寒空の中、若々しいいろに輝いている七草たちに、瑞々しい命を感じたのでしょう。 せり(芹) 日頃、道端のあちこちに生えているのに、見過ごしている草。 「こんなの食…

立冬の頃

立冬の頃。 私市植物園では、冬の桜が咲き始める冬の訪れを告げる。 一雨ごとに、急速に秋が深まっていきます。 野の草花も冬枯れの色に染まっていきます。 残り少なくなった秋の花に、小さな命が集まり、必死に命をつなごうとしている。 小さな嘴で蜜を吸お…

穀雨(こくう)

田畑の準備が整い始め、それに合わせて降る春の雨。 穀物の成長を助け、実りをもたらすこの季節の雨に人々は感謝し、こう名付けたのでしょう。 今年の穀雨は20日、夕方から暦通り雨が降り始めました。 日が昇るとともに次第に雨は小振りになり、靄が木々に…

寒の戻り

あの春の暖かさは何処に行ってしまったのかというほど、先週末から異常に冷え込みが続きます。 こんな現象にもきちんと名前が付いている。 ■寒の戻り(かんのもどり) 暖かくなった頃、一時的に以上に寒くなること。 寒が明けた立春以降の寒さを示す。 そん…

生き物蠢き始める

筍が顔を出し始め、沢筋を歩くと沢山の羽蟲が飛び交う。 季節は、生き物たちが活発に活動する季節に入りました。 草むらでは、小さなガガンボ達が交尾を行い。 まだまだ小さなキリギリスも、いっちょまえに長い触覚を伸ばしている。 岩陰の割れ目から、脱皮…

雨水の頃

ゆっくりと足踏みをしながら、季節が移り変わる「雨水(うすい)」の頃 朝起きると窓の外は一面霜が降り、寒さが振り返した週末の里山。 週末に降った雨は岩の草ごけを湿らせ、ぽつりぽつりと水滴を落とす。 その水滴は、冷たい空気に冷やされて氷となってい…

三寒四温

立春の週末は本当に暖かい両日でしたが、数年ぶりの風邪を引きおとなしく家で過ごしていたのですが あたたかい太陽に誘われて少しだけ私市植物園に出かけたのですが、沢山の小鳥たちが取り囲んでくれてとても楽しい時間を過ごせました。 週末にかけてまた真…

立春

■立春 冬至と春分の中間に当たり、これから少しずつ春を迎える季節になる。 また、雑節(八十八夜など)の起算日ともなるとのこと。 この日から春分の日までの間で南寄りの強い風が吹いた時を春一番と呼ぶ。 中国からの黄砂が届き始め大気汚染物質がニュース…

季節の分かれ目

季節を分けると書いて「節分」 立春・立夏・立秋・立冬それぞれの季節の節目の一日前を節分と言うとのこと。 いままで普通に豆まきの日。大阪に来てからは巻きずしを恵方の方角に向かって 無言で食べる不思議な日と思っていましたが、各季節の分かれ目の日と…

大寒−光の中へ−

大寒(だいかん)。一年で最も寒さの厳しい季節。 一歩外に足を踏み出すと、夜の間に冷気にあたり地表からは熱が奪われた厳しい世界はが待っている。 毎年、そして毎晩繰り返される厳しい朝。 しかし、必ず朝が来て日が昇り、ゆっくりと地表の目覚めが始まる…

春の七草「すずしろ」

■須々代、蘿蔔(すずしろ)・・・大根 春の七草の最後は、すずしろ(だいこん)です。 参照:牧野日本植物図鑑 七草用でしょうか。 少し時期をずらして種まきされたのでしょうね。 ぎゅっとしまった、葉っぱがおいしそうです。 冬の食卓には欠かせない野菜「…

春の七草「すずな」

■菘(すずな)・・・蕪 カブの千枚漬け、とても美味しいく大好きです。 毎年カブを植えてみるのですが、虫達もカブの美味しさを知っているのか、 なかなかうまく出来ません。 来年こそは、おいしい蕪が沢山育つといいな。

春の七草:「ほとけのざ」

■仏座(ほとけのざ)・・・田平子(タビラコ) 参照:牧野日本植物図鑑 こちらも分かりにくいかったです。 小寒のこの時期、当然花は咲いてなく、太陽を一杯に受け止めようと大きく手を伸ばしているロゼットに なります。 これかな?あれかな?ちがうなー 花…

春の七草「はこべら」

■繁縷(はこべら)・・・ハコベ 花言葉「追想」 小鳥や、鶏の餌にするようです。 血液を浄化し、乳の出を良くし、髪を黒くするという。 昔はハコベの知るに塩を加えて焼き、粉にしたものをハコベ塩といって、歯磨きにしたらしい。 歯茎の出血や歯槽膿漏の予…

春の七草「ごきょう」

■御形(ごぎょう)・・・母子草(ハハコグサ) 花言葉:優しい人 参照:牧野日本植物図鑑 一番、探すのに苦労したのが、母子草でした。 ああ、あの黄色い花ねっとイメージは浮かぶのですが、季節が早いのか、探してみるとどこにも生えていないんです。 植物園…

春の七草「せり」

今日は、人日の節句「七草粥」の日ですね。 なかに入っている七草は、「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」ですね。 旧暦のお正月は新暦の2月ごろ、梅が咲き始め春を感じる頃なのですが、今のお正月七日に七草達はどうしているの…

視点

十三夜の月 旧暦九月十三日を十三夜と言う。 今まで気にしていなかったのですが、なぜか今年はこのことを耳にする機会が数度あり 十五夜のほかにも、栗名月があるんだと言うことがあるんだと知りました。 ほんの少し満ち足りない月に美しさを感じる心を持っ…

月と仲良くなりたい

今日は十五夜。お月見のはずが。。。 台風襲来で嵐の夜になりそうです。 天気が崩れ始めた28日金曜日の深夜。 満月に近づき、月は青白い月光を地上に降り注ぎます。 闇夜を明るく照らす光は、本当に不思議な力を感じます。 その力を、たくさんの生き物に一…

秋の七草「萩」

はぎも、尾花と同じマメ科らしい。 花が終わると、ひっつき虫に変身する。 服にくっつけてワッペンの絵を書いたり出来る。 萩の町、おはぎなど、風流な雰囲気の町家、美味しいお餅 の名前にもなっている。。。 もうすぐお月見。おはぎが食べたくなってきた(^…

秋の七草「桔梗」

桔梗の紫って落ち着いていい色だと思います。 風船のような蕾が開いて清楚な感じの花が咲く。 一輪挿しにするのが私のお気に入り。 夏休みの科学研究で行った植物採集で出会った花。 ため池のほとりに今でもそっと風に揺られていました。 いいなー

秋の七草「撫子」

この辺りでは余り見ません。。 河原撫子とも呼ばれますので、河原のほうに生えているのでしょうか? 8月の終わりに伊吹山登った時に出会ったのと、伊賀上野の植物園で出会うこと が出来ました。 「愛児を失った親が、その子の愛した花を形見に撫でた」のが…