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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

切り株

林道沿いに切り株が一つ。 なんだか気になって近づいてみた。 朽ち果て、もうすぐ森と一体になろうとしている切り株 頭のてっぺんには、シダやコケがおしゃれなぼうしを作ってる。 風に揺れ、光に照らされ輝く切り株 小さな切り株の帽子の中は 小さな森があ…

糸井の大桂2015夏

但馬地方への出張。 ゆっくりと散歩をしたいがために、出来るだけ早朝家を出ることにしている。 以前は、通り道にある竹田城の姿を見るのが楽しみだったが、最近有名になりすぎたため遠慮している。 最近のお気に入りは、糸井渓谷に鎮座する大桂に出会うこと…

ふらりと立ち寄ったある夜の「植村直己冒険館」 一枚の手紙に引き付けられた。 - 私は何かを新しく発見したわけでもない。 何かを新しくわれわれの社会へ持ち帰るわけでもない。 私の行為は、私の身体に何らかの痕跡を残し、私の心に辛かった、 またときに、…

ほたる

暗闇にすーと光る一本の光の筋 はかなく、せつない光が灯る。 ふけば消えそうな灯火が、一つまた一つと光り出す。 ほたる。 なんて不思議な生き物なんだ。 いっさい熱を発しない。まばゆいばかりの光を放ついきもの。 人がいくら考えてもまねることが出来な…

夕闇に沈む古城「春の竹田城」

見上げると、日が古城立つ山に暮れていき 春桜の喧騒が過ぎ去り、静けさを取り戻した山にゆっくりと闇が近づく。 木々の奥から、夜の鳥の声が淋しげに谷に響き渡る。 夕闇に染まる遅咲きの山桜が、私を待っていてくれていた。 ありがとう。

心震える時−糸井の大桂

この輝く瞬間に会いたかった。 樹齢2000年を超えるといわれる大桂は、今年も新しい命の声を生み出していた。 キラキラ輝く、若葉の歌声。 大空に向かって、ぐーんと背伸びをして深呼吸。 どこまでもどこまでも飛んでいく。 糸井渓谷の最深部の谷で、大桂…

凍り始め

秋の糸井の大桂に出会いに出かけた。 大桂の紅葉に少し期待していたが、やはり但馬地方は平野部より1か月は季節が早い。 この秋一番の冷え込みの今日。 滴る水も凍り始めていた。 大桂の紅葉は、すでに過ぎ去り。 幹も凍り始めていた。 きいろに染まり、あ…

糸井の大桂「初秋」

糸井渓谷の最深部に鎮座する、糸井の大桂はそろそろ衣替えの時期かなと、少し寄り道をしてみました。 国道を離れて渓谷に向かう道では、稲刈りがすっかり終わり、木々は少しずつ冬への準備を初めていました。 道が二車線から言っ車線に変わり、山が両側に迫…

お米

私市では花盛りの稲も、但馬地方では、実りの準備が着々と進んでいるよう。 日本中。 それぞれの、土地。 それぞれの、やり方でおいしいお米が育っている。 ことしもおいしい、お米がたんと、育ちますように。 靄のなかから稲が黄金色に光り、実りの秋を予感…

少しだけ早起きすると

中国自動車道を分岐し、舞鶴道のトンネルをいつか通り抜けると、そろそろ日が開け始める時間になった。 バックミラー越しに、空が朱色に染まり始め、霧と光の競演が広がっていく。 山々囲まれた盆地という地形の為なのか、季節に関わりなく早朝の但馬の道は…

道端のお社

田舎の道を走ると、お社が道々に残っている。 昔はこういったお社が、辻々に沢山あったのでしょう。 人々の生活とともに大切にされてきたお社も、少しづつ忘れ去られていくのもまた時の流れかもしれませんが。 大切なものを忘れてしまうのではないかと思いま…

夏の竹田城「雷雲」

深夜の仕事を終えて、帰宅途中の和田山IC付近では、夜霧の予感が漂っていた。 そうくれば、仮眠の場所は竹田城しかないでしょう。 駐車場に車を止め、うつらうつらしていると、ボンネットを叩く雨音が聞こえ始めた。 外はまだ暗い。 どんな風景との出会いが…

但馬高原植物園「精一杯」

植物には、虫たちが集まる。 植物が虫を呼んでいるから。 様々な虫たちが、植物に生かされている。 でも、みんなそんなことは考えてもいない。 一生懸命、今を生きる。 自分の出来ることを精一杯する。 そうやって、みんな生きている。 小さなレンズを通して…

但馬高原植物園「瀞川平(とろかわだいら)」

冬の間は、深い雪に閉ざされ、閉園してしまう植物園が但馬地方にある。 一度訪れてみたかった、但馬高原植物園に3連休の徹夜仕事の合間に訪れることが出来ました。 園内には、梅雨の終わりをなごり惜しむかのように、数多くのアジサイたちが、色とりどりに…

和池の大桂「生命力」

しかし、なんという生命力なのだろう。 主幹は朽ち果て、生まれたひこばえもまた、風雪に倒された事だろう。 傷つけられ、なぎ倒された幹からまた、生まれ出る子供たち。。 こんこんと湧き出る、清らかな水は、まるで桂の体内から生まれ出てくる清い水。 水…

和池の大桂「光の中へ」

まるで異次元の世界に紛れ込んだよう。 訪れるみなが、圧倒的な存在感に引き込まれる。 桂の古木とともに流れる時間を感じたくて、もう何時間ここに留まっているのか。 時。光。風。温度。湿度。 様々な変化が組み合わさり、桂の古木を包み込む。 生まれ出る…

但馬散歩「夏がくる」

大桂を育んできた、豊かな渓谷の名は、「糸井渓谷」という。 大桂を源流として流れだした水は、あちこちの沢が集まり、円山川に注ぎ、日本海に下る。 美しい谷には、様々な小鳥たちを詩を歌いながら、しきりに飛んでいる虫を捕まえていました。 忙しいね。(^…

但馬散歩「糸井の大桂」

糸井渓谷の最奥部に鎮座する桂の雄株 古くから神木として人々に奉られて来た、桂の古木に初めて出会ったのは、三叉が咲き誇る、肌寒い3月末のこと。 赤く固く閉じた蕾が印象的だった。 季節は夏。 糸井の渓谷は、カジカガエルの涼しげな声がこだまし、オオ…

仙桜

仙桜(センザクラ)と名付けられて、樽味の大桜は、桑畑の跡地にひっそりと佇んでいました。 今は、放置された桑畑。 そして、お蚕さんを育てた蚕蔵。 かつては、汗水流しながら、この大桜を見上げたのでしょう。 いろんな物語を見てきた、樹齢は千年にもな…

桜の国

日の国は桜の国。 みんな桜が大好きです。 南国からあふれ出た春の光が、少しずつ広がっていき、かけ上っていき、日本中が柔らかな光であふれかえります。 最近、あちこちを駆け回る日々が続いていますが、まるでタイムマシンに乗って過去や未来をのぞいてい…

三・三・三のしくみ

■三椏(みつまた) ジンチョウゲ科ミツマタ属 糸井渓谷の渓流沿は三椏の群落が花盛り。 不思議な魅力を持つ黄色い色彩が好き。 初めて見た群落に思わず息を呑む。 花言葉は、3つに分かれた枝を両親と子に例え「肉親の絆」とのこと。 楮(こうぞ)、雁皮(が…

花冷え

各地で桜の開花がニュースになり始めた頃、但馬の国は満開の梅が咲き誇り、 2週間ほど時を遡った淡い景色が広がっていました。 数日間続いた温かい日も寒気が南下して一気に冷え込み、冷たい雨が降ったりやんだりです。 ■花冷え 季節の主役が代わり、桜が咲…

神鍋散歩「散歩の後で」

楽しい渓谷散策の後は、神鍋の湯「ゆとろぎ」でくつろぐことができます。 2日連続でおじゃましましたが、男性、女性のお風呂が日替わりで変わっているようです。 平日のゆとろぎはスキーのお客様もまばらで、ゆっくりと湯に浸かることができました。 和室も…

春を待つ

神鍋高原「稲葉川」はこの日、この冬一番と呼ばれる寒気の接近で吹雪のまっただ中でした。 今にも動き始めそうな重厚な蔦。 まるで、ファンタジーの物語に出てくる森の長老のようです。 前回カワガラスを見かけたあたりに目を凝らすと、降りしきる雪の中、じ…

変化

朝目が覚めると、こんこんと雪が降り続いているが、暑い雪雲に覆われている空から、時折太陽がうっすらと顔をのぞかせる。 いつのまにか、世界は白の女王に魔法をかけられ、あっという間に姿を変えていく。 その変化は見ているものの心を捉えて離しません。 …

スノーシュー

神鍋高原のゆとろぎ温泉に入ろうと出かけると、スノーシューがワンコインでレンタル出来る張り紙が目に入って来ました。 これは、借りるしか無いと思い、早速手続きをすませて名色地区の、廃スキー場の回りを散策することにしました。 アカゲラの鳴き声に目…

光の中へ

生まれくる君はこれからどこに向かうのだろうか。 厳しいことも、悲しいこともあるけれど、きっとよいことがそれ以上に有ると思う。 せめぎあう狭間の季節。 生き残った命は光を求めて祈りを捧げる。 祈りが季節の神に通じたのか、どんよりと垂れ込めていた…

春の足音

天空の城は雪に閉ざされていましたが、天空では数羽の鳶が、詩を歌いながら楽しげに大空を舞っていました。 鳶が生活しやすい環境なのでしょう、但馬地方を訪れるとよく鳶を見ます。 おーい春よ来い、春よ来い。 ピーヒョロロ。 歌声に誘われ、馬酔木の蕾の…

魂漂う場所

白い化粧をまとった天空の城「竹田城」はこの日、何時もと違う不思議な雰囲気を漂わせていました。 耳を澄ますと攻め上がる敵兵の声が聞こえてくるような気がする。 まるで過去へ扉に向かって一歩一歩足を踏み出していくような気がします。 戦国の世、攻め寄…

植村直己と15年後の君へ

植村 直己さんが、マッキンリーで消息を絶たれて29年が立ちます。 私の少年時代に、数々の冒険を行われたあこがれの人でした。 ◆立ち止まって考えること めまぐるしく流れていく日々。 そんな日々の中でもふと立ち止まり、心をゆるめる時間を作ることを大…

神鍋溶岩流

神鍋高原一体は、山陰海岸ジオパークにも含まれる火山地帯。 溶岩流が創りだした渓谷には数多くの滝があり楽しめます。 冷たく降り続いた雨は、夜半過ぎに雪に変わり降り積もり、 時折、枝に降り積もった雪が時折音を立てて落ちてくる。 しんしんと降り積も…

永訣の朝

1年ぶりに訪れた但馬地方は、雪国の永い冬を思わせるどんよりとした 雲があたり一面を覆っていた。 この風景を見た時、佐藤 慶さんが詠まれている、宮沢賢治の詩集「春と修羅」の中の一つの詩 「永訣(えいけつ)の朝」が思い出されました。 ■永訣の朝 今日…

山陰海岸ジオパーク

今回の出張散歩。夜間作業のため、午前中はホテルでダウンでしたが、夜まで少し時間があり、気ままな散歩が楽しめます。(^^) 城崎温泉を過ぎ海岸沿いを少し走ると、圧倒的な海岸美が迎えてくれました。 言葉が出ません。 ゆっくりと、美しい海岸をドライブし…

雪の竹田城

秋の雨・虹に続き、再び訪れた竹田城。その都度素敵な姿で出迎えてくれます。 今回は雪景色で出迎えてくれました。 降りしきる雪の中、山城への急坂を期待をふくらませて登り切るとそこは雪の国。 山城であるが故に厳しい気象。築城にも苦労があったことでし…

雪の立雲峡

竹田城の谷向いに位置する立雲峡。 季節は冬、雪が舞、幻想的な自然の一面を覗かせてくれます。 大雪の中、針葉樹の樹の下は大きな屋根の下。 きっといろんな動物たちが守られているのでしょうね。 キラキラと光る、雪に隠された宝石達。よく見ると、雪の結…

モノクロームの世界(冬の竹田城へ)

秋から数回に渡って訪れている地。兵庫県朝来市(あさごし)竹田城 今回も素晴らしい夢の世界を見せてくれました。 小雪のちらつく中、山城を登りきっていくと、そこには、白と黒の世界が迎えてくれました。 一瞬の雪雲の切れ目から差し込む陽の光に照らされ…

生野銀山を尋ねて

竹田城を道山陽方面に少し下ると生野銀山があります。 朝早いこともあり、誰もいない銀山跡を散策できました。 かつて日本は、世界有数の鉱山資源を持った国だった。 ここ、生野銀山もそんな鉱山のひとつです。 そこは数々の人々の努力の結晶の地でもあった…

時雨空の城崎温泉

週末出張徹夜仕事に備え早めに出発し、平安時代から続く城崎温泉に立ち寄りました。 とりあえず、まずは腹ごしらと、駅前すぐの大黒屋さんで、カニどんをいただきました。 カニミソと卵の汁が絶妙の味を醸し出していて、おいしいかった(^^) 大黒屋 大谿川沿…

天空の城「竹田城」

一晩の仕事を無事終え、朝焼けの帰路、再び古城の町を訪れました。 円山川から見上げるりりしい姿にしばし見とれ、立雲峡に登ってみます。 秋から冬にかけての冷え込んだ早朝に現れるという川霧が織り成す、ダイナミックな風景。 温かい朝だったので、諦めて…

但馬吉野「立雲峡」

竹田城下から見下ろす円山川。その対岸に、但馬吉野と呼ばれれ、春には四千本とも桜が咲き誇る立雲峡がそびえている。 山中の公園からは、雨霧にかすむ竹田城を眺めながらすこし登ると、愛宕神社が迎えてくれました。 立雲峡には、樹齢300百年を超える苔…

雨の竹田城

夜半から降り始めた雨の中、わだやま竹田の町は、雨霧に包まれていました。 天空の城として有名な、山城「竹田城」は、竹田の町を見下ろすようにどっしりとたたずんでいます。 その山形から、別名「虎臥城」とも言う。 ゆっくりと、雨の中訪れる人もまばらな…