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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

再訪西赤石山「何度訪れても」

満開にはまだ早かった。 また次回と思って、山を後にしたが、なんとうまいこと徳島→今治と出張が入った。 これは。 山神さまがおいでおいでをしているんだよと。 勝手にこじつけるしかない。 ■何度訪れても。 何度訪れても、この地は不思議な魅力であふれて…

再訪西赤石山「祭ばやしが聞こえる」

アーオー。 ピーピーヒョロリ。 ピーヒョロリ。 目を閉じると、アオバトの声に混じって、御神楽の囃子が聞こえてきた。 つらく、苦しい労役。事故。 そして富。 人それぞれの事情でこの山に入ったのであろう。 山を切り開き、削り。 体内に入っていく。 そこ…

西赤石山「翼があったら」

さあいくぞ! 河童さんに続いておそるおそる、大空に飛び出します。 見下ろせば、眼下に広大な風景が広がっている。 やっほー。 一歩踏み出せば。 そこには新たな世界が待っている。 「出会えて本当によかったですね」と言ってくれる。 人との出会いとは本当…

西赤石山「はるがきた」

「今年は、水害が心配だ」と河童さんが呟く。 今年の山々は花がとても多い。 花咲き乱れ。 雪多く、春遅し。 こんな年は、水害が多いという。 古人が培ってきた観望天気は、不思議なものでよく当たるのです。 そんな古人の言葉を頭の片隅に忘れないようにし…

西赤石山 「母の鼓動が聞こえる山」

去年は雨でしたね。 でもとてもよい思い出となっています。 「西赤石山」 四国の仲間、河童さんと和宏さんとともに、満開のアケボノツツジを求めて一年ぶりこの場所に帰ってきました。 「別子銅山」。 富国強兵。 かつて列強から日本を守り、日本の近代化を…

木曽遊山「木曽のおかあちゃん」

木曽にはすてきなおかあちゃんがいる。 ひといちばい働き者で、やさしいく、ちょっと厳しいおかあちゃんがいる。 みんな、おかあちゃんに会いにこの場所に集まってくる。 木曽のおかあちゃんの回りは、楽しい空気でいっぱいです。

木曽遊山「木曽の御嶽山」楽しむということ

山に登ることとは楽しむこと。 それは頂に登ることだけではないと思います。 特に私の場合は、山頂に登ったりする事にはあまり興味がわかないんです。 そこに生きる自然を感じ、そっと覗かせてもらう。 ちょっと、仲間に混ぜてもらう。 そんなことに、魅力を…

木曽遊山「木曽の御嶽山」境界線

この世と、あの世の見えない境界線がここの確かに存在する。 いっさいの生き物を拒絶するかのような荒々しい御嶽山 今まで歩いてきた優しく美しい御嶽の姿も 目の前に広がる、荒々しく厳しい御嶽の姿。 どちらも、同じ御嶽の山 時折、風の具合でイオウの臭い…

木曽遊山「木曽の御嶽山」ゆっくりゆっくり

■山頂へ さあ、山頂へもう少し。 独立峰の御嶽山の山容は雄大で、まさに神の山にふさわしく、多くの人々を引きつけ山岳信仰の中心地として君臨するのもうなずけます。 いいなー 登りきってしまうのももったいないなー 空気が薄くなるので、体調には気をつけ…

木曽遊山「木曽の御嶽山」小さな秋

森林地帯を抜け、ハイマツが目立ち始める高度まで上がってくると、絵の具の準備が始まっていました。 去年の紅葉もすばらしかったが、今年も期待できそうだね。 麓から見える小屋まで、半分くらいきたかな? まだまだ、1/3ぐらいだよ。 そうなんだ。 少し…

木曽遊山「木曽の御嶽山」始まり

木の国の里の夜明け 3000mの山々に囲まれた山深い木曽の谷間を雲海が埋め尽くす。 朝日を浴びて、神なる御嶽の山が黄金色に輝き始め、新たな出会いへの期待にみんなの胸が膨らむ素敵な光景が目の前に広がる。 さあ、今からあの頂を新しく出会った仲間と…

木曽遊山「出会い」

初めまして、「のろ」です。 新たな出会いはいつもドキドキ。 色んな思いをザックに詰めて、さあ出かけよう! 河童さんのブログで何時も見ていた仲間たちとの出会いを楽しみに、木曽中山道「上松」を目指します。 高速で、うまくピックアップ頂き、Wakkyさん…

「味」秋山 徳蔵

一冊の本を紹介された。 「味」秋山 徳蔵 明治生まれの一人の料理人で、宮内庁大膳職主厨長。 しかし、本とは面白いものだとつくづく思う。 一人の男の考え方、感じ方。 しかも、大正生まれての方の見聞き、体験されてきたことを 数十年たった今、追体験する…

靫草(うつぼぐさ)

夏枯草(かこそう)という不思議な呼び名の草 毎年冬至の頃(12月)に芽を出し夏至の頃に花が終わると、その部分だけが、枯れる姿にこんな名前が付いたらしい。 ほかの草花が緑濃くなるなかで、ぽつんと枯れた花柄は、薬草にもなるという。 ■靫(うつぼ) …

梼原散歩「早朝散歩」

高台の上から眺める空が白み、少しづつ空が明るくなる。 そっと、抜け出して散歩に出かけてみようかな。 ■夏の花 空に近い山間の地は、天からの恵みの水がわきだし、あちこちできらきらと輝き始めている。 オカトラノオの花がくるんとした尻尾みたいに巻いて…

梼原散歩「楽しい時間」

何にもないところだけど。 なんでもあるところ。 私はそう思う。 どんどん食べてね。 隣のおんちゃんが仕留めた、猪肉を焼き。 仕入れてきた海の幸と交互にほうばる。 お母さん、そんなに食べれません(^_^;) しかしこの、手作りの焼肉のタレ、美味しいですね…

梼原散歩「記憶の風景」

ここ、遠足で来たんですよ。 だいぶ木が茂って景色がかわっる! 懐かしい(^^) tochikoさんが子供の頃の思いでを語ってくれる。 お帰り。 檮原最深部の高台に建てられた家の門に掲げられた注連縄が迎えてくれるすてきな古家。 藁葺きの家の薄暗い窓を開けはな…

梼原散歩「幸せのお裾分け」

■帰省 ちょっと寄って行こう。 tochikoさんにとっては梼原は大好きな母が待つ場所。 大切な村の仲間が集う場所。 みなさんに新鮮な海の幸を届けたい。そんな思いのお届け物は豪快な技を見せてくれるたたきです。 今回は、鰹・ぐれをtochikoさんはチョイスさ…

檮原散歩「贈り物」

「檮原(ゆすはら)に一度帰ろうかと思ってますが、ご一緒如何でしょうか?」 一度訪れてみたいと、かねがね願っていたtochikoさんの生まれ育った、檮原におじゃま出来ることになりました。 どんな出会いが待っているのかな。 楽しみの散歩が始まります。 ■…

時間泥棒

久しぶりにアルバムをめくると、ゆっくりと時が流れる時代があった。 瀬戸大橋が開通し、鉄道で本州と四国が一つにつながった。 そして1988年(昭和63年)4月9日宇高連絡船が廃止された。 今から28年前の出来事です。 ゆっくりと海の風を感じながら、さぬき…

昭和63年1月の別子銅山

宇高連絡船が廃止された昭和63年(1988年)の別子銅山 時間のトンネルをくぐると、採り尽くされ打ち捨てられた残骸が広がる町が広がっていた。 人々は銅を求めて、地下へ深くへと潜っていき、閉山までの280年間に70万トンという途方も無い量の銅…

春遊山(ありがとう)

のろやまさんツガザクラを見に行こう。 炭鉱口にザックを下ろし、和弘さんと雨の稜線に向かって出発です。 ■ツガザクラ のろやまさん、こっちこっち。 和弘さんの弾んだ声が響きます。 初めて出会う、高山植物は、よく来たねと、強い風に鈴を鳴らし私達を迎…

春遊山(幸せのトンネル)

和弘さん、「山菜の天ぷらが食べたい!」 「よっしゃ、まかしとき!」 少し時期が遅かったコシアブラを探してくれる。 ウドも美味しいよ(^^) 次から次に魔法のように飛び出してくる、和弘さんの魔法のザック 今が旬の小夏ちゃん。 あまーいあまーい、フルー…

春遊山(夢の跡)

天気が思わしくなく天気次第だねということで、太平洋側から四国山脈を越え瀬戸内海川へとひたすら走る。 目指す場所は、新居浜から入る西赤石山です。 この付近の地形は非常に急峻で、中央構造線と太平洋プレートが押しあい、削られてできた非常に珍しい地…

春遊山「里山の愉しみ」

家から遊山の最大の楽しみは、やっぱり雄大な太平洋を見下ろしながらの宴会でしょう。(^o^) 早く乾杯と行きたいな。 はやる心を小さな蛙や、植物達が後ろ髪を引く。 いっぱい気になる命が輝く里の山。 なかなか前に進めません。 でもこれが、里山遊山の楽し…

春遊山「不思議な里山」

身近な自然をさらに身近に感じたかったこと。 小さな自然の変化に敏感になりたかったこと。 そして、このすばらしい小さな裏山の自然を知ってもらいたかったこと。 鏡川にて そんな思いを綴り始めた「のろやま」 その名前は、私の故郷の瀬戸内海の小さな町の…

春遊山「始まり」

ブログを通して不思議な出会いから1年。 河童さんと春の遊山にでかけることになりました。 高知の町を走る路面電車。 全国から流れてきた電車は渋い趣がある。 海外のように低床の最新路面電車もいいですが、手入れを続けながら使い続ける思い出の電車もい…

林床にて

小さくて可愛らしいことから「稚児ユリ」と呼ばれる。 花言葉「恥ずかしがりや」「純潔」 宝鐸草(ホウチャクソウ) 宝鐸(ほうちゃく、ほうたく)とは寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りであり、風鐸(ふうたく)ともいう。 花が垂れ下がって咲く…

口福

「うつぼのタタキって食べたことある?」 懐かしい声が電話の向こうから聞こえてくる。 翌日、ドキドキしながら帰宅すると、土佐からの口福が届いていました。 封を開けると早春の懐かしい香りが漂ってくる。 なんと日本酒まで。。(^^) 教えられたとおりに5…

私のSens Of Wonder

先週、河童さんのブログで登場したSens Of Wonder. レイチェルカーソン著「Sens Of Wonder」 この一冊の本との出会いから、私の自然への好奇心が解き放たれた気がします。 この本と出会ったのは、もう20年数年ほど前になります。 そう。 今住んでいる、く…

おもてなしの国

なにもない。でも光がある。 「県庁おもてなし課」はフィクションですが、高知県庁に「おもてなし課」は実在します。 「おもてなし課」は実在しますが、「パンダ誘致論」はフィクションです。 不思議な、あとがきに惹かれて手にとった一冊。 舞台は昨年から…

三嶺遊山「河童流」

■めしを炊く やっぱり飯盒飯がうまい。 私の大好きなすき焼き後のぶっかけ御飯まで出来てしまった。 この、飯盒の蓋にクルクルっとまいたタオルマフラーを挟みこむのが河童流。 圧力釜の原理ですって(*^_^*) ちなみに、翌朝には、河童流雑炊になる。 これま…

三嶺遊山「魔法の粉」

衣替えの季節を迎えた三嶺の山。 昼間は半袖でも気持ちがいい気温ですが、夜には0度近くまで気温が下がりました。 この朝晩の気温差を感じて、木々は葉を落とし冬の準備に入るため衣を脱ぎ捨てます。 その過程でとても不思議な化学変化が起こります。 ■標高…

三嶺遊山「思い」

■好きなこと 一歩一歩足を前に出しゆっくりと時間を忘れて歩くこと。 五感をとぎすませて歩くこと。 沢山の物事に興味を持つようにすることを心がけて歩くこと。 大きな目と控えめな小さな気持ちで歩くこと。 そんな散歩が私は好きです。 ■自分で考えること …

三嶺遊山「くりかえし」

今夜の寝床を天空の楽園と決め、河童さんのお気に入りの場所に天幕を張り静かに流れる時を感じる。 日が落ちるころ、楽園には雲がわく。 それは遙か昔からの繰り返されてきた神の法則。 振り返り周りの山々を見渡すと、私の立っている場所と同じように。次々…

三嶺遊山「大空に乾杯」

期待を胸に早朝の高知駅を出発。 物部村にさしかかる頃、不思議な形の山と出会う。 突然視界を、通り過ぎる鳥。 今日は何か不思議な体験ができそうな予感がする。 ■鳥になれたら 自分の翼で大空を飛ぶことができたなら、どんなに素晴らしいことでしょう。 雄…

三嶺遊山「秋色」

小学2年生の秋。 大山の山小屋で初めて迎えた紅葉の美しい光景はいまでも忘れられない。 それから数十年、今回は土佐の友と二人、秋色の山に向かう。 色好き始めた黄色や赤の葉が、まだ緑色の残る地面にひらりと舞い降りる。 あこがれの三嶺に向かう道は秋…

三嶺遊山「河童に魅せられて」

底知れぬ魅力を持つ妖怪「河童」の魔力んに絡み取られ、 今年4回めの土佐入りとなりました。 1年前には、まさかこんなことになるとは夢にも思いませんでした。 ブログ”猿板”で次々と魅力的な世界観と、メッセージをこの世に送り出していらっしゃる河童さん…

剣山「いってきます」

ブログを通じてつながった不思議な出会い。 今回はシゲさんご夫婦と新たにつながることが出来ました。 一年前は、想像もつかなかったこと。 新たな仲間と過ごす時間に幸せを感じます。 みなさんが、楽しい時間を作ろうと持ち寄った数々の品と山小屋の美味し…

剣山「めぐる時間」

永遠に続くかと思えた光輝く満月の夜。 沢山の出会いと、感動が詰まった夜が明ける。 日の神が昇り。 月の神が西の空に沈む。 誰のためでもない、生きとし生けるもの全てのもの達に平等に与えられた時間。 山の上ではいつもと違う時間の流れを感じます。 夜…

剣山「まつこと」

■午後7時 濃いガスの中に静かに月が昇る。 残念ながら、山頂でのお月見は中止。 ■午後9時 河童さんが言う。 風の流れが変わった、夜半にはこの雲も流れ去るだろう。 寒い。 もう少し待とう。■午前0時 外をのぞいてみるが、まだ濃い霧に覆われたまま。 晴…

剣山「雲の目線」

ここは山頂。そして人の目線は、雲高さと一致する。 雷の音も頭上ではなく自分が立っている同じ高さから聞こえ、西の空に掛った虹の橋もちょっと足を踏み出せば登っていけそう。 標高1955mの山頂は、川のように流れ行く雲の波の中を漂います。 やさしく…

剣山「進むべき道は」

■変化の道 雨が降ったり止んだりの、楽しい変化の道の脇では、可愛い花たちが頭を垂れてよく来たねと、声を掛けてくれるようです。 初めて見るシコクブシ(トリカブト)は、美しい紫色が霧のベールにふんわりと包み込まれているよう。 ベールの向こう側を覗…

剣山「信仰の山」

「お月見遊山行きませんか?」 河童さんから届いた一通のメールから、信仰の山「剣山」への遊山が始まりました。 夏の終わり、気候が不安定になり始めた週末の剣山は、霧雨に包まれていました。 強く振り続けないことを願いながらゆっくりと森に入り込んでい…

真っ赤なトマトのピザソース

今日は先月土佐におじゃました折、tochikoさんに頂いたピザソースを使って昼ごはんを作ってみよう。「NPO法人日高わのわ会」のみなさんが、日高村のシュガートマトを利用して、丹誠込めて作られた真っ赤なトマトのピザソースです(^^) ↑ この鑿(ノミ)巻、前…

【土佐の友と共に】再会

夢の森を後にして、河童さんのご好意に甘え、ジムニーを借り、太平洋を見渡す、仁淀川河口を散策することが出来ました。 それぞれの時間を過ごす生き物たちを眺めながら、遊山の一時を思い返す一時。 本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。 河童さん愛…

【土佐の友と共に】行ってきます。

ヌル谷のナロ。三嶺の懐に神が作りたもうた、奇跡の地。 ナロとは平坦な場所とのこと。急峻な山の一角にそこだけなぜか現る場所。 谷の片隅で、ひっそりと咲き乱れる花々 普段は暗い森でひっそりと生えているギンリョウソウ。 こんな所にも生えていたんだね…

【土佐の友と共に】経験を学ぶということ

「のろやまさんは、野宿したことありますか?」 「いいえ、テント泊しかありません。」 この言葉から、森の野宿が始まりました。 十八の春、初めて一人で夜を過ごし夜、天幕の中で一人寒さに震えてい た^^; 「初めて山に入る方には、どんな防寒対策を準備す…

【土佐の友と共に】カヤハゲ・夢みた地

■心遣い 「お先にどうぞ。存分に森を感じてください」 この一言から、三嶺を見渡すカヤハゲの地への扉が開きました。 誰もいない新緑の森の静けさの森。たびたび、この神なる山には自分一人しかいないのではないかと錯覚する瞬間。 高度を上げるほどに、初夏…

【土佐の友と共に】母・神宿る地

三嶺を望む峰へ向かう稜線までの道へと足をすすめる道は、かつて地面全体を笹が覆いつくし、早朝散歩は体がびっしょりと朝露に濡れるほどであったとのこと。 ■人間のエゴ ここ10年ほどで、風景は一変したそうです。 人々はそれを鹿被害と呼ぶ。しかし、長…