のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

私市のこと

おっちらほ、おっちらほ

げこげこげこ げこげこげこ 水が抜かれた田んぼの片隅に残った水たまりが騒がしい。 なんだなんだ なんだなんだ 尻あげて、おしりだして。 なんだなんだ。 んん なんだか、白黒のものが浮かんでるぞ。 おやおや 卵じゃないか。 そうか、卵を産んでるんだ。 …

涼しいうちに

夏の間は朝の散歩が気持ちいい。 村の路地裏に迷い込み、気の向くままふらーり、ふらり 生け垣や、庭に植えられた木々を眺めながらの散歩は楽しいものです。 ケバい芋虫が道を歩いていた。ツマグロヒョウモンの幼虫だ。スミレの葉っぱが食草ですが、食べ尽く…

それぞれの道

手間をかけること。 料理とは気持ちを伝えること。 気持ちを持ち寄り。 ひとつ火を囲み一つ場所に集う。あのころのように。 あなたはどんな人生を送ってきましたか。つらいこと、悲しいことはないかい。 ことばにすることで、すこし気持ちが和らぐこともある…

つなぐ気持

夢中になって仲間達と野山に出かけ、夢を語り合った。創造し練り上げ、作り上げることの楽しさを知り伝えることの難しさ、醍醐味を経験した。 あれから数十年たち、自分が経験してきた大切なことを誰かに伝えたい気持ちが芽生えてきた。 それは、パートナー…

草むら覗くと

草むらの中を覗くと、驚いたゴマダラマミきりが飛び出していった。 草むらには、沢山の虫達が命のやりとりしている。 花の裏にはハンターが潜み、花に訪れる獲物をじっとまっている。 葉っぱと葉っぱのあいだは、なにから逃げてきたのか、身を伏せて縮こまる…

スズメノヤリ

スズメのなんとかって多いいです。 これ、本家「スズメくん」 いま、あっちこっちの原っぱで、棒の先にボンボンをつけたような草が沢山生えてる。 なんだろうって調べてみると。 「スズメノヤリ」ってある。 「ヤリ」とは毛槍のこと。 今年の冬、四国秋葉の…

春の野道

今年の春はすこしゆっくりだ。 *1 いつもあっという間に通り過ぎる春だけど、すこし長い間楽しめそう。なんだか得した気分です。 *2 彩り少ない冬のあぜ道でひっそりと、歌の練習をしていた「ほとけのざ」朝露に輝き、コーラスを歌っていたよ。 *3 先日テレ…

雪のとんど焼き

朝起きると外は雪景色だった。 いままで温かい日が続いていたが、昨日から冬将軍がやってきた。 今日は歳神様を見送る日 私市では、近くの神社では、焚き火を囲んでのとんど焼きが行われていた。 小雪が舞う中、家々からしめ縄などが、持ち寄られ炎と共に天…

ほっこりのお正月

暖かな新春の風にコウヤボウキが揺れる。 茶色に色あせた穂の中に薄っすらと薄紫色を残す穂が一輪あった。 見上げると濃い緑色のステンドグラスが散りばめられた天窓が空を覆う。 古刹「獅子窟寺」の境内の社寺林は鬱蒼とした椎樫林に覆われている。 金剛山…

初詣

新たな年を迎えられたことを感謝し、気持ちを新たに入れ替える一年の区切り。 全国津々浦々、常に私たちのそばにあり、心のより所となっている村の神社 現代では、普段の忙しさに忘れがちですが、ことあるごとに生活の中にあり 思い出す不思議な存在です。 …

さんぽ

朝ゆっくりの散歩に出ませんか。 四季折々の風景を楽しみながら、ゆっくりと深呼吸 かけ足ではだめだよ。 ゆっくりだよ。 そう、ゆっくり歩くとたくさんの命のいとなみが見えてくる。 そんな気がする。 小さな、小さなシジミチョウに出会ったり。 朝日の輝く…

だんじり 心地よい里

■私市のだんじり 江戸時代末期にあたる天保年間 船場の職人によって作られ伝えられてきた「だんじり」 交野には5つの「だんじり」があり、村々熱い思いが込められ 伝えてこられた。 このあたりの「だんじり」は背が高く、天にそびえる雄姿はすばらしい。 ■…

新米のこと

美味しいお米を主食とする民族に生まれたことに感謝する。 日本人でよかったな〜 米が作られ始め、日本人の体はもう米がないと生きていけないのでは(^^) 新米の季節に心躍らせ、ワクワクしてくる人はおおいいのではないでしょうか。 米というものは、毎年同…

寝床さがし

秋風に誘われて里山を歩く 生き物達は冬ごもりの準備に忙しい。 蛙は暖かい地面の中へ 心地よい場所をさがしてあっちへこっちへ。 トカゲは、衣を脱いで冬眠前のおしゃれによねんがない。 どこを寝床にするかで生死を分ける大事な選択 じっくり寝床を探しま…

里の秋深まる

涼やかな秋風に、小さな鈴が鳴る。 チリ チリ チリリン 秋の鈴。 キチキチキチ キチキチキチと百舌の高鳴き秋の声 チチ、チチ セキレイも加わって、秋の歌声大合唱。 ツバメが去り コウモリもどこかに消えた秋の空 日が短くなりましたねと、出会う人にあいさ…

水始涸(みずはじめてかるる)

秋分の末候、水始涸 田の水を抜き、稲刈りの準備を始める。 八十八の手間をかけ、まごころを注ぎ込んで育て上げた米が もうすぐ収穫となる。 我が子と同じ手塩にかけての稲刈りは、とてもうれしいものだと思います。 黄金色に輝き始め、風になびく田んぼを見…

ふしぎふしぎ

身体の色を変えることができるんだ、しかも全く違う色に変わっている。 緑と草色。 Photo恵ちゃん もしかして、赤とか青にもなれるの? そんな訳ないか(^_^) でもね、色の変わる仕組みが分かったら、人は忍者になれるかもしれない。 忍者は飛んだりはねたり…

秋分の日の大運動会

春分の日と秋分の日 お日様とお月様がよーいどんで、綱引きを始める日 さあさあ、秋の大運動会の始まりだよ。 どちらが勝か負けるかそれはお空に聞いてみるしか分からない。 わっしょいわっしょい、お日様の応援は「夏の雷様」 どんどんどん どんどんどん と…

彼岸花の咲くころ

田舎の家の3本の柿の木の下 秋になると彼岸花が咲いていた。 「彼岸花の根には毒があるけれど、水にさらすと毒は流れて食べることができるんよ」と母が教えてくれた。 昔の人は、飢饉に備えていろいろな準備をしていたんだと、小さいながら考えたものです。…

立秋「寒蟬鳴」

立秋「寒蟬鳴(ひぐらしなく)」 ふと気がつくと朝夕に窓から涼風が流れ込んでくる。 カナカナカナ、カナカナカナ 谷向こうの木立の中からヒグラシの声が聞こえた。 里でヒグラシの声やツクツクボウシの声が聞こえ始めると 夏の終わりももう直ぐそこまで来た…

アゲハ蝶の観察

小学校の夏休「自由研究」という宿題があった。 3年生か4年生の頃だったか、揚羽蝶の観察日記を付けたことがある。 庭の裏にあった、金柑の葉に産みつけられた1mm程度のまんまるな小さな卵を、イチゴかブドウのプラスチックの容器に入れて毎日にらめっ…

畑の周りで

夏野菜の準備に忙しいこの頃。 畑の脇の小さな水溜めを掃除したら、いろんないきもの顔出した。 ザリガニに、ドジョウさん。 ゆっくりしてた所ごめんね。 畑の横の田んぼは、レンゲが満開です。 最近レンゲを蒔いてくれる田んぼが多くなったようで、なんだか…

光の卵

よーいどん 日に日に色が変わってきた。 ついこの間までは、凍りついた音のない世界だったのに ある日を境に、草たちがつぎつぎと産声を上げ始めた。 冬の間、ひっそりと小さく光り輝いていた宝石たち。 そのちいさな光の中には命が宿っていて、そとが暖かく…

啓蟄(けいちつ)の畦道

とんとんとん。 とんとんとん。 もう春だよ出ておいでと、誰かが戸を叩く。 命あるもの、いっせいに目をさまし空に向かて大きな背伸びを始めるころのことを 古の人は「啓蟄」と呼んだ。 啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」 日が長く…

鶯鳴く

まどろみの中、窓の外から春の声が聞こえた気がした。 そっと窓を開け耳を澄ます。 ホーホケキョ。。 あ、鶯(うぐいす)だ。 今年始めての鶯の声。 ※これはお正月の地鳴きのときの鶯 小さな幸せを感じ、春の訪れにに感謝する。 今年も無事に春ががやってき…

朝の散歩

わからないから、面白いということも世の中には沢山ある。 子供のころ以来かな、百舌の速贄を見たのは。 初秋のころ、獲物を木の枝に見事に串刺しにする、この行為は、なぜ行われるのか、よくわからないという。 散歩はやはり変化の時が楽しい。 光が輝き、…

畦道散歩 小さな命

今日のあぜ道はどんな風景を見せてくれる? 連日出勤となった週末。 昨日よりも少し早めに家を出た。 今日は少し暖かい。 稲が刈られた田んぼが、露に濡れ朝日に光輝く様は、たとえようもなく美しい。 昨日とても楽しかったので、今日はルーペをポケットに入…

素敵な畦道

休日出勤となった朝。 お気に入りの畦道を通り、ひと駅歩いて出勤する。 この畦道。 夜半まで降り続いた雨もやみ、キラキラとした露が朝日にきらめき宝石のように輝く。 朝日のかけらは畦の野の草花を照らし、次々と広がっていく。 そんな太陽の恵みをじっと…

秋の蝶

秋にこんなに蝶が多いとは今まで気が付かなかった。 考えてみれば、厳しい冬を耐えて越冬するには、この時期に数多くの子孫を残して置かなければならないですよね。 成虫・蛹・そして幼虫とさまざまな形で冬をこす、小さな蝶たち。 何処に、そんな力があるの…

季節の変わりめ

秋も深まりを感じているのは、人だけではないようです。 いえ、人よりはるかに敏感に感じているのは、森の小鳥たち。 稲刈り後の水田で、ハクセキレイもなんだかそわそわしています。 なんだか、気持ちがいいね。 森にはいると、小鳥の群が枝から枝へと飛び…