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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

素朴な幸せ

この世に生を受け、命を宿す。 たんんたんと、日々を過ごすこと。 営み。 素朴な幸せ。 心あたたかく保ち、包み込む。 なにももとめず、ほしがらず。 そんな暮らしに幸せを感じる。 よろしければクリック下さい。

アゲハ蝶の観察

小学校の夏休「自由研究」という宿題があった。 3年生か4年生の頃だったか、揚羽蝶の観察日記を付けたことがある。 庭の裏にあった、金柑の葉に産みつけられた1mm程度のまんまるな小さな卵を、イチゴかブドウのプラスチックの容器に入れて毎日にらめっ…

ドクダミ「優しい想い出」

ドクダミの花は実ははっとするほど美しい。 産着に包まれた赤ちゃんが、ゆっくりと花開き大きくなっているような姿。 この美しさに気がついている人はどれぐらい居るんだろう。 さわると独特の臭いを放ち、暗いところを好む花なので、あまりじっくりと見たこ…

花筏(はないかだ)

夏の日差しが感じられる頃になると、葉っぱの池にこぎ出す小さな小さな花が咲く。 花の名は、「花筏」 どんな人が、名付けたのかかな。 そこに、あることを知らなければ、通り過ぎてしまうように目立たない小さな、小さな小さな花の筏。 よーく目を凝らすと…

霞の色が消える時

霞桜が咲き始めると、1ヶ月に及ぶ桜の季節は厳かに終わりを迎える。 淡い水彩画のような、桜の風景が私は一番好きだ。 若草色に淡い桜色を混ぜ合わせた、このコントラストこそ、春の景色のフィナーレにふさわしい。 そして毎年楽しみにしている、家の向かい…

祝福の歌声

若葉萌え始めた里山に霞がかかるような儚い桜が一気に花開いた。 山の中で若葉と融け合うい、夢の世界を見せてくれる霞の桜。 私はこの優しい色合いの霞桜が好きだ。 そして、数ある霞桜の中でも特別な一本の木があるのを私は知っている。 森のもののけたち…

四季のある国

お日様が天から舞い降りて、緑の野原に広がった。 ねえねえ。お母さん。 タンポポの海みたい。 春うららかな日差の中、子供たちが駆け回る。 年に一回のタンポポのお祭りが、今年も私市植物園にやってきた。 春はカンサイタンポポが一斉に咲き誇る。 今日は…

ゆるりとお昼寝

タンポポは来週が満開かなー 私市植物園が一番賑やかな季節がやってきた。 コバノミツバツツジも咲き誇り、いよいよ春本番 季節の大波がやって来た。 ありんこは忙しそうに働いているが、私はゆるりとお昼寝モード。 小春日和の中、まぶしくなり始めた日差し…

オニグルミのパーマ

秋に葉を落としたオニグルミは、冬の間静かな眠りにつく。 20150131 その寝顔は、とても愛らしい寝顔で、私市植物園に訪れる旅に会いに行くのが 毎回の楽しみになっていました。 20150117 冬山を遊び歩き、しばらくぶりに会いに行った3月末のある日、ほろり…

櫻守という仕事

「古代より日本の伝統の櫻は朱のさした淡緑の葉とともに咲く山桜」 「染居吉野ばかりが日本の桜ではない」と あまたある日本固有種・古来種を残そうと努力を重ね続けた 「笹部新太郎」の想いの私市植物園の櫻山には染居吉野はない。 ここの櫻山には、約50…

設計図

木の芽の折り紙の設計者は誰なんだろう。 カエデ とても素敵な手先をしていたんだろうな。 丁寧に折りたたまれた折り紙は、設計図通りに開いていく。 堅く閉じていた花芽がほどけてきた。 誰かが、ポンとスイッチを押したのかな。 ユリノキ うわ、ハナイカダ…

山桜

二日前まで満開に咲き乱れていた枝垂れ桜は春嵐と共に、天に登っていました。 しかし桜山のお祭りはまだ終わらない。 この日、満開で迎えてくれたのは山桜。 淡い桜色の花びらと、赤い葉が同時に出てくる山桜。 ふたつの色が混ざり合い、より素敵な色となっ…

陰と陽の枝垂桜

今年も私市植物園の「枝垂れ桜のライトアップ」が開催された。 昼間のしだれが「陽」とすれば、夜のしだれ桜は「陰」 桜は、陰陽どちらの姿も魅力的です。 暗闇に浮かび上がる怪しげな光の島 あそこに行けば、なにな素敵な出会いがあるかもしれない。 そんな…

桜山に灯がともる

私市植物園の桜山に灯がともった。 私は、私市植物園こそ、桜の名所だと密かに思っている。 満開の桜の元、喧噪の中での花見も良いかもしれないが、 花を愛でながらゆっくりと寝ころび、ちびりちびりやるのが性に合っているが、 そんな場所はなかなかない。 …

楽しい季節

春を待ち焦がれた者たちに、祝福の時を告げる「はるこがねばな」が顔を出した。 まん丸の花芽が、ぱかっ!、ぱかっ!と音を立て開いていく。 我先に、遅れるな! 少しでも早く、手を広げ、太陽の光をたくさん受けようと、急に森が騒がしくなり始めた。 上を…

春の合唱

ねえねえ、妖精って見たことあるかい。 よく、絵本に出てくる妖精? そうそう、その妖精だよ。 一度見てみたいと思わない? うん、見てみたい。 よし! じゃあ、いっしょに春の森に出かけてみようか。 あそこ、あのぼーっと光っている木の下だよ。 あの木の…

目覚め

御形(ごぎょう) 春の七草のひとつ。 七草粥の頃には、もっとちぢこまっていたが、ここのところぐんぐんと 大きくなってきました。 枯葉の布団を脱ぎ捨てて、暖かくなったなーと、次々と顔を出す春の草花たち。 秋から残っている、残り葉が春風にゆらりと揺…

産声

冬を越した越冬芽が一斉に産声を上げ、目覚め始める。 やがて小さなささやき声が、ざわめきに変わり大きなうねりとなって森を覆い始めた。 森の目覚めの時がきた。 長い冬をじっと堪え忍えたからからこその喜びの声。 あっちでも、こっちでも。 笑顔が溢れる…

宴の始まり

梅の薄明りのような景色は何とも言えない暖かさを感じさせてくれる。 桜の華やかさもいいものだけれど、梅の控えめな、優しささが私は好きです。 かすかな香りとともに、淡い光が天から舞い降り、冬がれた森の中の その場所だけに春が一足やってきたかのよう…

東風凍解(はるかぜこおりをとく)

■あれれ、南天の実が一つ、ぽつんと残っていた。 あちこちの家の庭先などに植えられている南天。 お正月にはたわわに実っていたけど、1ヶ月の間にどこの南天もほぼ実が無くなっています。 関東では梅の蕾が膨らみ始めたということですが、関西ではまだ堅く…

大寒の頃

木々眠る春を待つ。 じっと見を縮めて春を待つ。 待っていると、少しづつ日が伸びる。 人は時を感じるすすべを忘れたが、森に生きる者達は時をしっかりと感じているようです。 一輪一輪と咲き始めた早春の花達 今は「大寒」の頃 まだ少し早いかな。 気の早い…

じっと待つこと

冬、木々は夏の衣を脱ぎ捨て眠りにつく。 衣を脱ぎ捨てた跡には、小さな窓から外を見みる顔がのぞいている。 窓の中は暖かい暖炉があり、とても居心地がよいようです。 みんなにこにこ笑いながら、お話ししたり、お気に入りの本などを読みながら、春を待って…

冬の雑木林

冬の野山は、天気が変わりやすい。 今まで晴れていたと思ったら、さーっと風がふき、雲が広がると 瞬く間に凍えるような寒さがやってくる。 小さな木の根の洞を覗くと、気持ちが良さそうなベットが作ってありました。 夜にはここで、まあるくなって、スヤス…

初冬の私市植物園

ユリノキから始まった、私市植物園のめくるめく紅葉も、ほぼ終わり。 木々は衣を落とし、眠り始めたようです。 来年の春までの厳しい冬を乗り切るために、 自分のお気に入りの色の布団を敷きつめる。 ぐっする眠りにつくために、紅に黄と錦の布団を敷きつめ…

いろさがし

色は光の反射によって変化する。 粒子の大きさによって変化する。 波長の長さによって変化する。 今から過去へ。 過去から未来へと、行ったりきたり。 時空のなかを行ったりきたり。 とても味気ない人生になっていただろう。 人は色に名前をつけ。 色を呼ぶ…

季節の架け橋

季節が変わるとき、植物たちには劇的な変化が起きる。 変化は苦痛を伴っているのか、それとも喜びに満ちているのか。 一切を無駄にしないよう、越冬にに必要なものを必死に体内に取り込み。 無駄なものが、外に出ていかないように、ぎゅーっと縮まる。 長年…

錦の植物園「変わらないこと」

仄かな甘い香りが漂う、錦の森「私市植物園」 そこは、様々な色が混ざり合う所。 濃い緑から、薄緑。 そして、黄色から紅葉へと移ろう色彩。 一処でこれほどの色が交じり合う場所を他にはないのではないでしょうか。 しかも、とてもやさしい色通しが混ざり合…

錦の植物園「休息」

春は桜 夏は緑 秋は紅葉 冬は白雪 四季折々に姿があり。 匂いがある。 植物は静かに、冬ごもりのための準備を始めた。 必死に生きるものは美しい。 光合成。 それは、植物に与えられた力。 夏、葉緑素により一生懸命水と光から澱粉を作り出し、丈夫な体を自…

心ゆるめる場所

ちょっと心をゆるめたくなったとき。 お気に入りの場所でのんびりする。 よく晴れた秋空のもと、みな思うことは一緒のようです。 思い思いの場所で、お弁当を広げ語り合う。 その場所気持ちいいんですよね。(^_^) おおきなカリンのぽろんと実が落ちていた。 …

気持ちがいいね

秋分の日。 秋が駆け足でやってきた。 彼岸のころ。 今年もきちんと咲き始めた彼岸花。 本当に不思議だな。 草刈の終わった野原に、淡い色の花が風に揺れる。 丘を登った先には気持ちのいい草原が広がり心地よい日差しが降りそそぐ。 お弁当を広げると、そこ…

水面に広がる小さな宇宙(セキショウモ)

■ セキショウモ(石菖藻)の雄花 お気に入りの相手を探しに、ゆらりと水面に浮かび上がり漂う雄花。 水面をゆっくりと、波に身を任せて漂い流れていく。 その姿はまるで宇宙に漂う星のよう。 大きな希望を持って船出した、小さな小さな星の粒。 必ず素敵な出…

思い草の季節

涼しさを肌で感じ、耳で感じる季節になった。 土の中でひっそりと、ススキの根っこにくっついて暮らしていた「思い草」も そろそろかなと、地上に顔を出し始めた。 私市植物園 ナンバンギセルは明治の頃に付けられた名前だとか。 万葉のころには、思いで草と…

秋の空気を感じたら

9月に入った途端にびっくりするぐらいに涼しくなった。 これだけ涼しかったら、お気に入りのザックにお弁当と飲み物を詰めて、 私市植物園に出かけましょう。(といっても徒歩数分。。。) 空を見上げると夏の名残を残した入道雲も、心なしか元気がなくなり…

木槿(ムクゲ)

セミの声とともに、むっとした陽炎の中にある真夏の花。 そんなイメージが私の名かにある木槿の花でしたが、 気まぐれな、週末の天気は木槿を艶やかに変身させていた。 激しく打ちつけた雨がやみ、雲の切れ間から光が漏りに差し込んだ 木々の梢から差し込む…

降ったり止んだり

雨が降ったり止んだり。 こんな日は、素敵な出会いが待っている。 静かな私市植物園に行って見よう。 しとしと。 時に激しく。 耳を澄ますと、様々な雨の音。 園内でも一番の長老と聞く楠の木は、枝をいっぱいに伸ばして水浴びをしていた。 気持ちが良いなー…

あこがれ

見上げると、大きな大きな空が広がっていた。 ぼくもいつかあの空に飛び立ちたい。 水の中で過ごしてきたヤゴはいつも思っていました。 すこしでも、空に近づきたい。 あの空を飛んでみたい。 ある朝、そばにあった水草の枝をつたって少しだけ空に近づきまし…

雨音

私市植物園のお気に入りの東屋で、のんびりしていると、突然雨が降り始めた。 いくオクターブもの音が重なり合い、互いに語り合いながら 歌を歌う。 強く、弱く響く雨音が心地よい。 空気が湿り、雨足が強くなる。 時折吹く風に木々の葉が揺れ、ざわめきを起…

食虫植物

この看板。 好き。 丁寧に作られていて、見ているだけで楽しくなる。 栄養が乏しい沼地の片隅では、植物も狩りをする。 こんなのでガッツリ掴まれたらさぞ痛そう。 小さな頃、田舎の畑の大池の側に生えていたモウセンゴケ。 今でもちゃんと生えているよと、…

思いの数

雨上がりの水玉。 大きな蓮の葉っぱに、ぽろりん。ぽろん。 風に吹かれて、ゆーらゆら。 なにか、まあるい、まあるい。水玉の中で動いているよ。 顔をそっと近づけてみると、小さな小さなミジンコが閉じこめられている。 ミジンコから外の世界を見てみるとど…

ぎんやんま

蓮池でギンヤンマが卵を産み付けていた。 人が近寄ると、ぱっと飛び立ってまた戻ってくる。 行ったり来たり忙しい。 いつもは水面をゆうゆうと飛び交うぎんやんま。 たくさんたくさん卵をうんで。 小さな赤ちゃんいっぱい育て。 夏が来る夏が来る。

狭間の時間

斜陽の時間は沢山の生き物達がうごめく狭間の時間。 人影がまばらに、人間不在の世界へと移る時間。 夜の植物園を見学するのは、狐や狸。 そして、夜行性の鳥達や昆虫達。 多くの生き物の時間となる。 うわー 森のシャンデリアは、鈴なり状態。 栃の花が大変…

こどもの日、雨の植物園

家から5分の大自然! 昨日のみどりの日は大賑わいの私市植物園でしたが、こどもの日は残念ながら、しとしとと五月雨の一日となりました。 でも、新緑の静かな植物園を満喫するならこんな日がお勧めです。 今が旬のサヤエンドウに自家製切り干し大根。 そし…

淡い光の中

これこれ! この淡い景色が大好きです。 森と光が融け合う時。 力強い光。喜びの光が内から放たれる。 少しのおかずと、飲み物があれば、さらに幸せが増えていく。 久しぶりののんびりした時間、やっぱり気持ちいいなー。 そうそう。 新しいポメラを手に入れ…

生き物いっぱい

朝夕の空気も日に日に柔らかくなり、季節は確実に歩を進めている。 あちこちで宴に花を添えてくれる、花々が目を楽しませてくれる。 本当にいろんな色がありますね。 すべてが優しく、愛おしく見える。 何でだろうな。 みんな厳しい冬を生き抜き、歌を歌い始…

たんぽぽ

桜が散り始めると、待ちに待った春本番。 じっと厳しい冬を乗り越えた木々が一斉に芽吹きの歌を歌い始める。 そっと目を閉じ、頬をなでるやさしい風を感じてみると、そこには太陽の国が広がっていた。 小さな太陽どこまでも続いている。 私市植物園にも春に…

幸せの季節ー桜山にて

私市植物園「桜山」のしだれ桜を今年は見逃してしまいましたが、枝垂れの回廊は、これから新緑の風景を見せてくれることと思います。 春。それは一年で一番華やかな時。 初々しい花々が次々と訪れるものの目を楽しませてくれる。 花筵の上で、寝ころぶのもよ…

昔はこんなにも梅が美しいとは思ってもいませんでした。 濃淡の景色が心にしみる。 じんわりと、枯れ木色の野山に淡い色がゆっくりと染みいく景色に魅力を感じます。 季節の静かな交響曲の始まり、静かな音律に誘われ、人々の心が溶けていく。 名残惜しい早…

のんびり

一段落したと思った仕事だが、あっという間にまた忙しくなった。^_^; その間に季節はどんどんと春めいてきたて、「はるこがねばな」が青空に向けて開き始めた。 みんなが待ちわびた春がきたなー さあ、今日は早めに切り上げて、お弁当と琥珀のビールを持って…

木の葉の下から

啓蟄を迎え、日に日に春を感じ始めているこの頃。 私市植物園。広葉樹の森では、落ち葉の下から、次々と早春の植物たちが頭をもたげ始めています。 目を凝らさないと見逃してしまう可憐な花たち。 林床に日が届くこの季節を狙って、春一番に顔を出し、一人一…

春の足音

あちこちから、梅の便りが届き始めました。 私市植物園の梅園も、淡い霞色に染まり始めていました。 春霞のような柔らかな色合がとても好き。 とても暖かな気持ちになりますね。 梅の匂いが流れだし、少しづつ春の足音が聞こえてくる。 雨上がりの菜の花はき…