のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

小さな夢と大きな夢

天から雨降り地を潤す。 季節に寄り添い草木は育つ。 春芽生え、成長期を迎えた草木達に恵みの雨が降り注ぐ。 ごくごくごく。 緑の子供達がおいしそうに水を飲む。 草木達が、水と楽しげに戯れる姿を楽しみたければ、 雨上がりに出かけてみよう。 くるくると…

素朴な幸せ

この世に生を受け、命を宿す。 たんんたんと、日々を過ごすこと。 営み。 素朴な幸せ。 心あたたかく保ち、包み込む。 なにももとめず、ほしがらず。 そんな暮らしに幸せを感じる。 よろしければクリック下さい。

天狗の山

山には天狗が住んでいる。 ときどき悪さをして人を道に迷わせる。 一人で山に入ってはだめだよ。 天狗に出会うとかえってこれなくなるよ。 人は山を恐れ、敬い、崇めていた、少し時をさかのぼったころのこと。 かつて、どこの山にも何かが住んでいた。 姿形…

愛おしい

流れる季節がたまらなく愛おしい。 春から初夏に掛けて、瑞々しく変化する命。 優しく、明るく。 そして、生き生きと言葉を紡ぐ草木達に会いに サンドイッチを作って、早朝の裏山散歩に出かけた。 ほんのりと、ピンク色の花を咲かせたような「ねじ木」の家族…

見上げた空

小さい頃はよく空を見上げていた気がする。 流れる雲を飽きもせずに見つめていた。 空は見上げる人の気持ちを写すのか、 同じ空、同じ雲をみつめても、 見つめる人によって、思い描く造形が 違って見えるのかもしれません。 この日、見上げた空。 私には、ギ…

中央分水嶺「赤坂山」森のオーケストラ

誰に媚びるでもなく。 一輪一輪が、凛とした個性を醸しだし、自分を主張している。 それでいて、お互いに響きあい、歌いあう森のオーケストラ。 森の音楽会が始まります。 この日の指揮者は、イカリソウ。 指揮棒を、風にゆだね、心のままに皆を導く名手です…

高島トレイル「赤坂山」

奥琵琶湖と日本海を隔てる国境を起点とする80kmにもなる高島トレイル。 前々から一度歩いてみたいとと思っていたが、踏破するには、3ー4日かかるという。 今回は、その中でも花の山として有名な、「赤坂山」を訪れた。 深夜に到着した登山口で寝袋に入り、ぐ…

高島トレイル「旅に出る」

遙か天空から俯瞰してみれば、日本海と太平洋挟まれた、竜のような島国。 うねる竜の背骨に当たる部分を「中央分水嶺」と人は呼ぶ。 分水嶺は、水を左右に分ける峰 一方は、日本海へと下り、一方は太平洋へと下る分かれ道。 どちらに下るかで、出会いが変わ…

唐草模様

シダの若葉を見て、唐草模様が思い浮かびました。 独特の模様で嫌みがなく、なぜか心に残る「唐草模様」 なんだか素敵な模様だと思います。 洗練されたデザインは、時代を超え受け継がれる。 代々受け継がれてきた素敵なプレゼントは、私たちのアイデンティ…

立夏

汗ばむ日が続くようになり、夏の気配が急速に色濃くなり始めた。 立夏から立秋までの季節を夏期と呼ぶ。 蛙が鳴き始め、田植えの季節ももうすぐだ。 じっと眠っていた細胞が爆発的に活動を開始し 湧き出るように新しい命が世に放たれ、命を謳歌する。 木々の…

思うこと

自然保護、環境保護というけれど、どれだけの人が、 守りたい者を具体的に意識しているのかな? 本を読むだけ、人に聞くだけの知識ではなく、五感で感じ 実感しないことには、机上だけの空論になりはしないのかなと 思うときがあります。 何を大切にして、何…

あの山の上には、雪解けを待つ踊り子たちがいるのをしってるかい?

可憐な乙女たちは、山が眠りから覚めるのを待っていて、 山とともにお祝いの踊りを踊り始めるんだよ。 雪が溶け、暖かな日差しが台地を暖め始める、木々が萌黄色の幕が開くのを待っている。 そして待ちに待ったこけら落としの日 太陽とともにゆっくりと幕が…

御池岳「時が止まる瞬間」

夏の伊吹山、春の藤原岳と言われる鈴鹿山系北部。 未知の山域へと足を踏み入れる。 鞍掛峠は、夜半から濃い霧で覆われていた。 雨はふらなくても霧があれば植物は水を得る。 芽生え始めた若葉いっぱいに霧を受け、空気中の水を受け取る。 山道のカタクリたち…

迷いこんでみませんか

だれと一緒にお弁当食べようかな。 あ! 虫がぶら下がってきたー GW中日のくろんど園地は、遠足の子供達で賑わっていました。(^^) ねえねえ。 一生懸命歌っているんだから、私の歌もちゃんと聞いてよ! って、キビタキさんが言ってるよ。 ホーホケキョ! 私…

銀竜草

淡い光とともに、照葉樹の森が衣替えの季節を迎える頃 0412 地の底から、竜の命が生まれ出る。 今年も竜が生まれた喜びを森が祝い照葉の木に花が咲く。 緑一段と濃くなり、地に命を吹きかける。 0430 銀色に光る竜の子供達は満月の夜、一斉に空に向かって旅…

「す」すずめ すまして すみれのかんむり

スミレの季節になると、子供とよくあそんだ、「ぐりとぐら」のかるたを思い出す。 ぐりとぐらのかるたの「す」 「す」 すずめすまして、すずめのかんむり! すみれのかんむりを、頭に冠り、つんとすました顔のすずめがなんとも愛くるしく 大人げなく、このカ…

霞の色が消える時

霞桜が咲き始めると、1ヶ月に及ぶ桜の季節は厳かに終わりを迎える。 淡い水彩画のような、桜の風景が私は一番好きだ。 若草色に淡い桜色を混ぜ合わせた、このコントラストこそ、春の景色のフィナーレにふさわしい。 そして毎年楽しみにしている、家の向かい…

つながり

尺治の谷に幸せの青い鳥が帰ってきた。 オオルリの軽やかな声谷に響き、鶯と合唱を始めた。 お帰り、恋の季節だね(^_^) 森は次第に色合いを深め。 命を育む下地となり、あらゆるものを包み込んでいく。 やがて新しい命が産声を上げ、大空に旅立っていく。 細…

いろんなことを知りたいな。

一気ににぎやかになった野山にアカメガシワの三兄弟の花が咲く。 葉緑素がまだ行きわたっていない、葉の先がまだ赤い。 小さな葉っぱの中でいま、猛烈に化学変化が起こっている。 それはほんの小さな変化です。 見ようとしなければ気が付かない小さな小さな…

葭始生(あしはじめてしょうず)

水辺の植物も、ぐんぐんと育ち始め 空に鯉のぼりも泳ぎ始めた。 卵から生まれたばかりの生き物達が、草木に隠れ賢明に行きようとしている。 多くの危険に立ち向かい、立派な大人になる。 人も虫も、一皮むけるには、試練が必要なんだろうな。 過酷な試練を生…

祝福の歌声

若葉萌え始めた里山に霞がかかるような儚い桜が一気に花開いた。 山の中で若葉と融け合うい、夢の世界を見せてくれる霞の桜。 私はこの優しい色合いの霞桜が好きだ。 そして、数ある霞桜の中でも特別な一本の木があるのを私は知っている。 森のもののけたち…

夢のトンネル

真砂土のやせた山でも、たくましく育つ、くろんどの森の春の主役「コバノミツバツツジ」 冬の間静まり返っていた森が、春の日差しを受けてゆっくりほころんでいたが、 ミツバツツジの明かりが灯り、一気に明るくなりました。 この季節の裏山散歩コースは、秘…

そのものの名前は

かつて広大な寺社林を有した古刹「獅子窟寺」の近くに、八丈岩という大岩があり ちょうど、木々の梢とと同じ目線での風景を楽しむことが出来る。 カシなどの常緑樹、コナラなどの落葉樹、そして盛りがすぎた山桜の赤い葉など さまざまな木々達の織りなす春の…

瑞々しい

命の輪廻は途切れることなく、今年も続き大地から命が湧き上がってきた。 ■瑞々しい 「光沢があって若々しい。また、新鮮で生気があること」 世はまさに、生気がみなぎっているのが目に見えて感じ、 森はやっぱり生きているんだと、つくづく思う。 幾千、幾…

元気いっぱい

窓の外から見る、森の色合いが、刻々と変わっていくこの頃 ともすると、変化に置いて行かれているんじゃないかと心配している自分がいる。 つい10日ほど前 卵からかえったばかりの雛のような可愛らしい姿で芽吹き始めた森の木々たち。 触ると壊れそうに繊…

はじまりは雨

季節の変わり目にはよく雨が降る。 それは、地球上における日本という国土の特色でもある。 豊かな雨は守を育て、生命を育み養ってくれる。 すべての始まりは「雨」 冷たく、暖かく。 枯れ葉をぬらし、芽生えを呼ぶ雨。 雨は色も作る。 風雨によって、素敵な…

櫻守という仕事

「古代より日本の伝統の櫻は朱のさした淡緑の葉とともに咲く山桜」 「染居吉野ばかりが日本の桜ではない」と あまたある日本固有種・古来種を残そうと努力を重ね続けた 「笹部新太郎」の想いの私市植物園の櫻山には染居吉野はない。 ここの櫻山には、約50…

設計図

木の芽の折り紙の設計者は誰なんだろう。 カエデ とても素敵な手先をしていたんだろうな。 丁寧に折りたたまれた折り紙は、設計図通りに開いていく。 堅く閉じていた花芽がほどけてきた。 誰かが、ポンとスイッチを押したのかな。 ユリノキ うわ、ハナイカダ…

雨上がりのワクワク

雨上がりの森ってなんだかワクワクしない? しっとり湿った髪の毛から、滴る一滴のしずく。 とくに、萌え始めた草木の妖しい魅力がなんともいえません。 寒々とした冬の枯れ林から、命燃えさかる生命の森へ 一雨毎に生まれ変わる、まっただ中に入っていく。 …

楽しい季節

春を待ち焦がれた者たちに、祝福の時を告げる「はるこがねばな」が顔を出した。 まん丸の花芽が、ぱかっ!、ぱかっ!と音を立て開いていく。 我先に、遅れるな! 少しでも早く、手を広げ、太陽の光をたくさん受けようと、急に森が騒がしくなり始めた。 上を…