竹田城を道山陽方面に少し下ると生野銀山があります。
朝早いこともあり、誰もいない銀山跡を散策できました。
かつて日本は、世界有数の鉱山資源を持った国だった。
ここ、生野銀山もそんな鉱山のひとつです。
そこは数々の人々の努力の結晶の地でもあったと思います。
その日一日の安全を願い、刻んだ願いの跡
何百年の間、夢と欲望の地でもあったのでしょう。
しかし、母なる地球の宝も限りはあります。
みんな分かってはいるのでしょうが、引き算ばかりでは、当然いつか必ず限りが来ます。
しかし、目の前で産する宝を目指し、限りなく掘り進むこの地を見ていると、
今の数々の問題もいつかはここと同じ、人々から忘れ去られていくことの繰り返しと
思えてなりません。
少しでも次の世代に、ひとつでも多くの宝を残していけるよう努力をしていくことの大切さ
かつてにぎわった村の神社は、今でも人々によって大事に守られていました。
大切に大切に、宝を大事にしていきたいものです。