のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

色とりどり森の美術館

この冬一番の冷え込みの朝でしたが、昼のポカポカと暖かい陽気に誘われ、森の美術館を訪れました。

名前が素敵な紫式部が枯葉の中でとても綺麗に光っています。

よく見ると、こちらは少し実のつき方と葉っぱの鋸歯が違いますね。小紫です。

ヤブランの実は本当にいつ見てもハッとさせられます。

冬いちご真っ盛り、甘酸っぱい素朴な味が口いっぱいに広がります。

森の中は、葉が落ちとても明るくなりすっかり雰囲気が変わりました。

新芽の天ぷらが美味しいタカノツメは、森のステンドグラス

これからの季節、どんどん道無き道に分け入っていけ、楽しい探検ができます。
危険な箇所もあるので注意して岩を下り。

落ち葉でいっぱいの尾根を歩き、斜面を滑り降ります。
 
カシワモチを包むサルトリイバラ。素敵な色、まるで絵を見ているよう。

ウルシの実は、冬の間の小鳥たちの貴重な食料

ひだまりの中でのんびりと休息。
 
今年のくろんどは、ドングリの不成年。森の動物達も苦労しているでしょう。
でも、成年と不成年が交互にやってくることで、様々な事を調整しているのかもしれません。

馬酔木の実は、毒があるそうですが、鳥も食べれないのかな?
 
春に綺麗な房状の花を咲かせていたネジキは、上を向いた見が特徴のよう。
これもまた、渋い色を見せてくれます。

幹がネジキに似ていたのですが、こちらは??

相変わらず気になるウラシマソウの実も、生き物たちに運ばれているのか、バラバラになり、あちこちに散らばっていました。

今の季節、美術館を歩いているようで、本当に楽しい時間を過ごせました。