のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

吉松山の砲台跡

生まれ育った町。三方を山に囲まれた瀬戸内海の三角州に開けた町。

身近な里山そして、戦時中は広工廠を守るために砲台が設置されていていた「吉松山」。
初詣のついでに吉松山散歩に出かけました。

船津神社のシンボル!?今にも倒れそうな古い鳥居は、今も変わらず私たちを迎えてくれます。
続々と、初詣に人々が集まってきます。

長い階段を登り、お払いを済ませたら、そのまま境内を抜け、吉松山登山道に入ります。
子供の頃以来ですが、気持ちのいい、里山の道。結構整備されているな!?と思いながら登っていると
 
どうも地面の様子があちこちで掘り返されいるのは、整備されているのではなく、イノシシが掘り返しているようです。
糞には、柿の種が沢山混じっていました。
 
砲台跡は訪れる人もなく、草木に囲まれひっそりとした山頂に3基ありました。
ここから発射された玉の破片が、瓦を突き抜けたことがあると、母から聞かされたことがあります。
  
第一砲台内はクサギの実が茂っていました。

数十年ぶりの吉松山散歩でしたので、どこに下りるのか不安でしたが、そのまま広中方面に抜けることが出来ました。
途中、イノシシとも遭遇(逃げていきましたが。。)
楽しい、元日の午後のひと時をすごせました。

瀬戸内のサルトリイバラは大阪より、葉っぱが大きい!?
これだけ大きければ、一枚で包めそうです。

今年も、のんびりと里山散歩が出来ればと思っています。
よろしくお願いします。