のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

流れる時と共に生きる、交野山「石仏の道」

霜が降り、畑のバケツには薄っすらと氷が張るほど冷え込んだ春分の日の朝。
神宮寺村のぶどう畑を抜け、朝日の輝く竹林の先は、石仏の道と呼ばれ、はるか室町時代から人々の祈り場として、脈々と受け継がれてきた祈りの道です。

朝日の中、はるか昔の想いに導いてくれるのは、笑顔が優しい仏さま

冬枯れの紫陽花が風に揺れ

ゆっくりと、時を歩いて行きますと

落ち葉のなかから

遠く頭上の上からと、優しい笑い声が聞こえてきそう

この地は、古く修験道の山として崇められてきた信仰の山。「交野山」

今は、人々の憩いの場となり、心をほぐしてくれる場所として、多くの人が訪れる山となっています。