のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

春の妖精たち

花の季節を迎え、ポカポカ日和の昼下がり。本日の私市植物園には、春が満ちていました。

長い冬を待ち続け、春の妖精が硬い蓋の鍵を開け、四方に眩しいばかりの光が溢れるサンシュ
 
芳しい匂いが漂ってきそうで、思わず溜息が出てきそうです。

早咲きの桜には、数十羽のメジロが時間を忘れて、夢中になっています。
美味しい?
 
ヒュウガミズキの花をジーッと見ていたら、花の中に透き通った美しい蜘蛛が、ひっそりと隠れていました。
美味しい蜜には、危険もいっぱいです。
 
明るい日差しがいっぱいな林床には、可憐な花が咲き誇っていました。

沢山の生き物が生まれ、厳しい世界に飛び出していく。

そんな世界を、感じていきたいです。