のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

春の歌声

新たな相棒を得た休日。早朝からくろんど散歩に出かけました。
普段は通らないメジャールート選択してみました。

さわわたりの道には、先週、八ツ橋で出会ったショウジョバカマが満開で
あちこちで咲き競っています。

厳しい冬を越した、テングチョウ達が、あちこちで、おひさまの光をいっぱいあび
あびようと、羽をのばし。近づくと足元に絡みつくように、飛び回り楽しませてくれます。

椿の花も満開で、メジロが蜜を吸いに訪れていました。
しかし、どうやったら、うまいこと吸えるのでしょうね。

しばし、八ツ橋の木道で、あちこちから聞こえてくる小鳥たちの求愛の歌声を聞きながらのんびりコーヒータイム。

一生懸命、アオジが歌声を聞かせてくれます。

ノリウツギのドライフラワーも、青空に向かって喜びの歌を歌っているようです。
 
目立たない風媒花の花たちも一斉に、子孫を残そうと咲き競います。
古来からいろいろと、人々は様々な木々を利用していました。
ヤシャブシの木もそのひとつ。
この木から取れる、タンニン成分で、皮をナメすことに利用できるそうです。

繭のゆりかごも、歌声を聞きながら風にゆられて気持ちよさそう。

足元に目を移すと、あちこちでスミレが枯葉の間から顔を出しています。

しかし、厳しい一面も見せてくれ、モグラは、山道で事切れていました。
多くの生き物は、その日その日を生き延びることすら大変なことなのでしょう。

合掌