のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

新緑に輝く樹木達

ゴールデンウィーク合間の雨の植物園は、ひっそりとしていました^^;
可憐な花々は散ってしまいましたが、雨にしっとりと濡れる新緑が眩しい。
私市植物園は、日本の代表的な樹林帯に別れて植生、また代表的な樹木が特徴的に集められています。
■日本産樹木見本園

昨日食べたカシワモチに使われている、ナラガシワの葉っぱです。

こちらは、飛騨の宿屋でよく出てくる、ホオノキの葉っぱ

葉っぱに負けず劣らず大きい花を咲かる蕾も大きいですね。

大木になる、トチの花ももう少しで咲きそうです。

その他にも、日本を代表する250種ほどがあります。
幹・葉できちんと同定出来るようになると楽しみがまた広がりそうです。
■温帯北部型落葉樹林
カタクリの花が咲いていた、温帯北部型落葉樹林帯は、雨の中にもかかわらず、光り輝いていました。

片栗の花は、大きな果実をつけていました。
種子はアリが好む物質を持ち、アリによって周辺に散布されるとのことです。
植物園では、植物の移り変わりを手軽に観察できるのもまたいいですね。

■外国産鑑賞樹木園
ユリノキは、植物園のなかでもメタセコイヤに次ぐ、大木と思います。
外国産樹木は成長が早いのでしょうか。
昨年末に皇居周辺を散策した時に、街路樹として植えられていて、特徴的な木の実がとても気になった木です。

花のように見えるのは、葉っぱの芽がカラを割って出てきたところ皮のような感じですね。

蕾はまだ固そうです。

■モミ・ツガ型針葉樹林
表日本と裏日本の中間帯に分布するモミ・ツガ

モミの新芽を空に透かしてみると、とても素敵で、改めて見なおしてしまいました。

こうして新緑の季節に見比べていくと、また楽しいものです(^^♪