のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

弱者と強者【茨木さんちの蜂蜜】

くろんどの山裾、私市村に根を下ろし、季節毎の花をもとめ、蜂達と共に移動を行い、美味しい天然蜂蜜を私達にプレゼントしてくれている、茨木養蜂園さんが駅前に蜂蜜を並べられていましたので覗いてみると

4月上旬から採蜜が始まった、初物の「桜はちみつ」が出始めたとのことで早速購入してみました。
どんな味なのかな。楽しみです。

茨木さんは、喫茶店「がんび」を経営されていて、気軽に蜂蜜が楽しめ、ハイキング帰りの人々の疲れを癒してくれます。

いつものくろんど散歩の道沿いにも、展示小屋があって、蜂蜜心をくすぐってくれます。(^^)
リュックの中にとれたてさくら蜂蜜と朝畑で撮ってきたイチゴを持っていつもの場所に。。
完熟いちごの甘さと、蜂蜜の独特の甘さが絡み合い、ほっぺたが落ちそう。

おいしいおやつを頂き、少しうとうととしていたら、夕日が陰り肌寒くなって来ました。
初夏まではもう少し。

真っ赤な夕日に照らされ、新緑の木立と夕日の赤色が木々を染める、少し物寂げな山道を下っていく。

ウルシの若木がすくっと、芽生え凛々しく見えます。

新緑の今の季節、至る所に毛虫が出没し、ぶら下がっている森の中。
小さな目玉を持った面白い毛虫を見つけました。お休み準備中でじっとしています。

新緑の夕暮れの森の中、キラリと光る何かに惹かれて覗きこんでみると、蜘蛛のおしりが夕日に照らされ、銀色に輝いて銀の雫のピアスのよう。

沢山の宝石を見ながらの帰り道、不気味な羽音に目を凝らすと、スズメバチが樹液に群がって
いました。

しかし、強烈な個性を持った顔ですね。
時には蜜蜂の巣を襲い、食い殺していく者たち。

時折、同じ樹液に集まる蝶たちをおい散らかしていました。
それが、自然の摂理とは分かっているが、改めて強者と弱者について考えてしまう。

おいしいはちみつを届けてくれる蜂達も無事、大きくなってほしいものです。