のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

金環日食

星々が互いに引かれ合い、交差する。
悠久の時を超え、遙か平安の時を超え、再び起こる神秘の瞬間が訪れる朝、旗振山に朝日がゆっくりと上り夜が明けます。

今はまだ、何時もと変わらない朝の風景。
畦の草刈が終わり。田植えに向け、水を引く準備にむけ、朝早くから人々が仕事にいそしむ。

■日食の時
天が少しでも多くの人に神秘の瞬間を見せて上げようと思われたのでしょうか、天然の日食グ
ラスが現れ、ゆっくりと光が遮られていきます。

光が奪われた薄暗い世界に刻一刻と変化していく。
そして、真ん中。。。
天然のグラスが濃すぎて闇の中に隠れてしまいました(^_^;)

自分の立つ位置から、一直線に月が有り。そのさらに遥か先に母なる太陽が存在する様を想像
し、しばし不思議な感じがしました。
人間ってちっちゃいですよネ。

SF映画のように一瞬止まった時間が、光とともに、ゆっくりと動き始める。
人々は、今起こったことを忘れたのように日常の生活に取り戻し、新たな時間の流れの中を進
んでいくようです。
これからも、良い時間が続きますように(^^)

しかし、食の日時をピッタリと予測される天文学には頭が下がります。。

■夜
日食の日の夜は、月のない闇夜で終わりを迎えました。
明日も今日と同じ時間が流れていくのでしょう。
次の金環日食はいつなのでしょう。