のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

【土佐の友と共に】経験を学ぶということ

「のろやまさんは、野宿したことありますか?」
「いいえ、テント泊しかありません。」
この言葉から、森の野宿が始まりました。

十八の春、初めて一人で夜を過ごし夜、天幕の中で一人寒さに震えてい
た^^;
「初めて山に入る方には、どんな防寒対策を準備するかは、しいて言わないよう
にしているんですよ」
それは、自然の中では生き延びる知恵を、少しでも体験に基づき感じ取ってほし
いと思われている河童さんの優しさだと感じます。
三嶺の懐、奥物部の最深部にまさに、神が創りたもうたヌル谷に、まずは乾杯。

ゆるやかな時間が流れる中、お楽しみの食事の準備です。
今回は、畑で採れた採れたての野菜を持って来ました。
サヤエンドウと新玉。そして、デザートにイチゴ。もう一つおまけに、森から分
けていただいたウワバミソウ

美味しい。。。

闇の帳が静かに降り始め、燃え盛る焚き火の炎が、置き火に変わるころ、私達も
眠りの世界に落ちていきました。
 

深夜にふと目がさめると、寿命を全うした河童さん思い出のミズナラの木が枯れ
て出来た、森の窓にいっぱいの星空が広がっています。

風のささやき。夜の鳥の声。そして満点の星空。くすぶる焚き火。
森に暖かく包まれたて眠る夜。こんな幸せがこの世に他にあるのでしょうか。

アオバトの声に誘われて目を開けると、夜が明けようとしています。

寝るのももったいなく、うつらうつらと時を過ごす。
朝の焚き火を起こし、早い朝食を終え。

 
再度まどろみの世界へ入っていく。(^_^;)
 
次第に照らされ輝きはじめる森の木々を眺めなら過ごす一時。
ああ、なんと気持ちがいいのでしょう。
幸せです。

■経験を学ぶと言うこと
数々の経験をされてきた方に、そっと見守っていただきながら、さり気なくサ
ポートしていただき、様々なことを学ばせていただきました。本当に有難うございます。