トノサマガエルが、「今日も来たんか」といってくれた気がしました。
門をくぐると水辺の世界がまず迎えてくれます。
色とりどりの、蓮の花が咲き始めました。
蓮の花を見ると、まだ小さな子供の頃に、年に数回訪れていた、山口県の田布施付近に広がる蓮畑を思い出します。
延々と続く蓮畑の風景は子供心に不思議な魅力を感じました。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の絵本でお釈迦様が覗いていらっしゃるのも蓮池でしたね。
思わず、覗いてしまいます。(^_^;)
水面には、精一杯生きたあとの命の灯火がありました。
うまく子孫を残せたのでしょうか。
破れた羽に、生き抜く事の厳しさを感じます。