くろんど園地月の輪の滝に向かう道の片隅にお稲荷さんが祀られています。
草に囲まれ、参る人もいないお稲荷さん。
夏の日差しを浴びて、とても眩しそうにこちらを見つめていらっしゃいました。
ギラギラと輝く夏の日差しに汗が噴き出ますが
森の中に一歩足を踏み入れると、葉っぱを通して優しい光に変化します。
光の質が変わるのでしょうね。
今日は尾根道のルートをたどりいつもの高台までちょっとした散歩です。
尾根に出ると、時折涼しい風が拭きあげてきて体を適度に冷やしてくれます。
時折現れる鬱蒼としたトンネルでは、面白いキノコたちが生えていました。
暗い林の向こうに沢山の甲虫が落ち葉の上をウロウロしていています。
キノコも食べているようです。
どうやって食べられるキノコとそうでないキノコを昆虫たちは見分けるのでしょうかね。
尾根道沿いには、いろんな木々が生え、この木は、まるで千手観音の手のように扇型に広がっている。
一旦切られて、ひこばえから育ったのでしょうか。盛り上がった株元に溜まった水。やがてここから腐り、大きなうろになっていろんな動物のすみかになったりするのでしょう。
木漏れ日の中の尾根道は、とても気持よく楽しい散歩になりました。
でも、クモの巣が沢山出てきてかき分けるのが大変(^_^;)