50年(日本では30〜50年に一回とのこと)に一度しか咲かないと言われるアオのリュウゼツランがやっと開花しました。
5月初旬から徐々に伸び始め、なんと6mを超える見上げる高さまで鎌首をもたげ下界を見下ろしての開花。
竜舌蘭という呼び名に、なるほどと、思わせてくれる姿です。
黄色い花が空に向かって叫び声を上げているよう。
雄叫びに呼応するように、入道雲が黙々と生まれてきました。
上り詰めたところで、神がこれ以上は駄目だと言われんばかりに押し問答をしているよう。
舞い上がっていく雄大な姿は恐ろしげですが、なぜか見とれてしまいます。