のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

青山散歩

■くも
風車が回る音だけが不気味に響き、多くの鹿が暗闇からじっとこちらを見ている。
濃い霧が布引山地全体がねっとり取り付いた青山高原の山頂で一夜を過ごしました。
山を下り山容を仰ぎ見ると山頂付近にはしつこい雲がいまだ取り付いています。

週末は全国的に待機が不安定という天気予報通り、朝から入道雲があちこちで不気味なほど発達しています。
昼過ぎには山容を覆っていた雲も流れ風車がぐるぐると回っているのが下界からも見えましたが、

天候の不安定さは一日中続き、四方の山々には荒々しい雲が沸き返るような一日。

天気って怖いですね。

■鷺のねぐら
大阪ではあまり見ることの少なくなってきた、鷺のねぐらに出会いました。

朝日が登り始めると一羽一羽あちこちに散らばっていきます。
仲良く夫婦で飛び立つ者や一人気ままに目的の場所に向かっていく者たち。
それぞれの穴場に向かうのでしょうね。

■光と影
沸き立つ雲からお日様が抜け出し、大地に光を届けると。

蒼色の稲は黄金色に輝き

鎮守の森も目覚め始めます。

光は影を産み出し、陰影を際出させます。

沢山の夏をしっかりと受け止め、秋には豊かな実りをもたらしてくれる事を祈っています。