■雲の中の景色
さあ、高度を上げていきます。なだらかな斜面は嬉しいことに人影はまばら。(^^)
タテハチョウが前を行ったり来たり一緒に登ってくれます。
さあ、ゆっくり楽しもう。
タテハチョウ
時折、鈴の音がどこからか聞こえ来たような気がします。
ツリガネニンジン
あれ、葉っぱより花のほうが美味しいの?バッタ君。
クサフジ
雲の下のあたり。
視界はひらけたり閉ざされたり、風まかせですが、気温も涼しく快適につづら折れの道を行く。
ポツポツと露がしたたり頭を垂れたクガイソウが霧の中から姿を現し始めました。
クガイソウ
小柄な紅色のユリが乳白色の中でとてもよく目立ちます。
コオニユリ
この子は寒いのでしょうか?
まるで寒さから逃れるように女郎花の花の中に体をうずめています。
オミナエシ
だんだんと勾配は厳しくなってくるのと比例して、幻想的な姿が次々と姿を表してくれます。
■山頂
山頂には余り興味が無いため、途中で周遊道にそれたたのですが、はやり天上には観光客が。。。。。。。
早々に退散です。
それでも、色とりどりのお花畑に出会うことが出来ました。
山のお花畑ってこういうのを言うんですね。
サラシナショウマ
マルバダケブキ
初めてでびっくりしました。
でもやっぱり歩いて登って見るほうが好きだな〜
赤いのがシモツケソウで青いとんがりのお祭りの槍みたいなのがクガイソウ。
良いコントラスト。自然の生花の様です。
地面にいっぱいに引かれた赤い絨毯「アカソ」はイラクサ科の仲間。
古代の人々が衣服を作る繊維として利用したという。先日読んだ本の中にも、江戸時代まで木綿は非常に高価で量産できず、麻類が一般出来という話が出てきていました。
アカソ
今回出会った多くの草花たちは、薬草としても多く利用されてきたとのこと。
特にこの伊吹の山は薬草の山として人々と深い関わりを持ってきたそうです。
またいつか訪れることがあったら、そんなことをもう少し勉強してから訪れるともっともっと、楽しみが増えるかなと思いを巡らせました。
下山を急がねば!楽しい時間はあっという間に過ぎ去りますね。
スキー場のゲレンデでしばし時間調整をされてる素敵な親子
朝のバスで一緒だったのですが、娘さんと一緒に山歩き。いいなー