のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

秋の七草「女郎花」

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)

秋の七草って身近な花たちが多いのですが、女郎花と藤袴はあまり見かけないなと、何時も思っていたのですが、気にしてみると結構あちこちで咲いていることに気が付きました。

■女郎花(おみなえし)
8月の中頃、お盆を過ぎ、もうそろそろ夏休みも終わりに近づいてきたなと思う頃、桔梗や女郎花、そして撫子を見かけるようになります。
9月に入ると秋の花たちにまじり、次々と咲きそろっていきます。
秋の七草を追ってみました。

黄色い小さな花が咲き誇り、よくハナムグリや小さな蜂達が集まっています。
とうぜん、狩人達も身を隠し、獲物を待ち構えています。
花の少ない8月の暑い時期から咲き始め、黄色い花が集まって咲いていてよく目立ちます。

「ほど近き法の御山をたのみたる女郎花かと見ゆるなりけれ 晶子