のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

楽しい雨の植物園

昼過ぎになると雨風ともに強くなりはじめましたが、そんなにひどくありません。
となると、家に閉じこもっている理由はありません(^_^;)
雨の私市植物園を見に行こう。

10月に入り気温もめっきり下がってきたので、合羽を羽織っても
汗をかかず、逆に雨が心地よい。
沼杉の生える小さな池に雨粒が降り注ぐ。
頭上では木々を揺らす風の音が吹き抜けます。

一雨ごとに季節は少しずつ進み、小さな丘の木々も
色づき始めていました。
あと一ヶ月もすればこの小さな里山にも紅葉が訪れることでしょう。

傍らにある東屋の窓から、木々を揺らす大風の強さや
雨の冷たさを感じるひととき。

■実
実りの準備も着々と出来ていました。
トチのみを探してみたのですが、一つしか見つかりません。
どなたさんか、食べたのでしょうか。
もしかして小さな野ネズミが大玉転がしのように
「よいしょよいしょ」と転がしていったのかな?

始めて見るトチの実。
大きいですね。

アベマキの根本は、ちょっと小ぶりなドングリで埋めつくされていました。

さあ、ごちそう一杯だよ。
秋雨に濡れたドングリはピカピカ光ってとても美味しそうだね。

あ、もう閉園の時間だ。
みんなゆっくり晩ご飯をどうぞ。

大阪市立大学植物園(私市植物園)開花情報地図 2012.9.28
 オリジナルサイズあり