のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

三嶺遊山「魔法の粉」

衣替えの季節を迎えた三嶺の山。
昼間は半袖でも気持ちがいい気温ですが、夜には0度近くまで気温が下がりました。
この朝晩の気温差を感じて、木々は葉を落とし冬の準備に入るため衣を脱ぎ捨てます。
その過程でとても不思議な化学変化が起こります。
■標高1,893メートル■

変化は山の頂きから、山裾へとゆっくりと染み入るように広がっていく。
そんな変化を追いながらの下山の風景を眺めてみると、まるで自分が魔法使いになったよう。
ちょっとやり過ぎると、あっという間に冬景色になってしまう。
そっと、優しく。

■標高1,700メートル■

右に左に魔法の粉を振りまくと、黄色や紅色に染まっていく。
 
おお!
これは楽しい。^^;

■標高1,600メートル■
楽しい魔法の散歩も終わりに近づいたようです。

紅葉の魔法の流れに沿って、山が徐々に変化していく様子を、実際に見て、匂い、感じる嬉しい体験が出来ました。
今度来る時には、どんな魔法がかかっている時期でしょうか。
楽しみ。楽しみ(*^_^*)