「きれいだね」って言われることがない(と思う)悲しい花。
花粉症の原因だとか外来種とか、いろいろ言われる嫌われ者。
ただ、少し、生命力が強く、管理されなくなった畑や、荒れ地が増えてきて
居心地のいい場所が増えただけ。
秋風の吹くころあちこちの空き地で光り輝く黄金の花。
少し近づいてみると、沢山の生き物が暮らしていました。
一本のセイタカアワダチソウにこんなにも沢山の生き物が集まってきているんだ。
この荒れ地全部の花の中にはどれぐらいの生き物が集まっているのだろう。
小さな虫たちからしたら、大きな大きな、黄色い畑が出来たようなものなのでしょうね。
葉っぱに首を突っ込んでいるもの。
花陰に隠れて待ち伏せするもの。
にわかに表れた黄色い花園には、危険もいっぱい。
しかし、いろんな種類がいるものなのですね。