のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

1人でやってみるということ

金糞峠を越え少し降りた奥ノ深谷上流部には、美しい渓谷が広がる。
この場所に荷を下ろすことにしました。
テントが古く、雨の中で張るのは少し心配でしたが、天気は回復に向かいそうで一安心

今日の晩飯はキムチ鍋。
便利なものがあるものですね。

ごはんもちゃんと炊きました。

そうこうしているうちに、空はまだうす明るいが谷間には闇があっという間に訪れる。

森の中に1人、静かに夜が更けていきます。
闇と一体になるが不思議と落ち着きます。

それはこのランタンの火が灯っているからかもしれません。
このランタンとも20年来の付き合い。
今では、色々便利なものもありますが、1人の時はこのオイルランタンの優しい炎が好きです。

うつらうつらしていると、パラパラと雨の降る音が。
まずいな、このまま本降りになるともしかして水が染みてくるかも。。。
しばらく様子を見るた、雨音はますます激しくなってくる。
どうする。
近くにボランティアの方が荷物を置いている場所に天幕が貼ってあったのを思い出す。
よし、移動しよう。
と、雨音が小さくなったのを見計らって引越しです。

結果的に雨は夜半まで降り続き、この引越は成功でしたが。
この天幕がなかったら、安心して寝ることは出来なかったと思います。
時折風が吹き、木々の葉についた滴が一斉に舞い降り、バラバラと大きな雨音を立てる。
月明かりもないが闇でもない。
森の中は結構明るい。不思議な感じです。
朝は、先日習ったおかゆさんです(^^♪

何事も1人でやってみることが大事だと思います。
自然の中での準備はきちんとすることを、今更ながら再確認しました。
ああ、新しいテントも欲しい。。