のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

南禅寺界隈「混ざり合う」

京阪山上から蹴上げまで歩き、インクラインと呼ばれる巨大な線路を横切る。
インクラインってなんだろうと思っていたのでですが、
この巨大な線路を琵琶湖疏水の水を利用してケーブルカーと同じ原理で
巨大な貨物列車のような感じに船をのせて運んだという。

昔の人々の心意気によって各地で作られてきた近代施設は見るものの心に響きます。
近所の子供たちが、写生に来ていました。

古くから続く寺の境内に近代の疎水の道がある不思議な場所「南禅寺

さわやかな紅葉の中での写生はいい思い出になることでしょう。

古き歴史と近代が融合し、ひとつの風景となっている。

東山文化として花開いたのは中国からの文化の影響を色濃く受けてきた歴史、
そして、近代になり西洋の文化を柔軟に取り入れてきた先祖たちの柔軟な姿勢。

今、自然保護でよく言われている外来種ってなんだろうとふと思いました。