私市植物園には2つの谷にユリノキの大木があります。
夏には涼やかな木陰を作り、さんさんと降り注ぐを暑い日差しから人々を守ってくれる。
そして冬に向けて今度は、暖かな太陽が私達に届くよう、一斉に葉を落としてくれる。
そんな優しい心の持ち主です。
木々たちはまた、多くの人々を野外に引き出す力を持っています。
多くの人が出合い、微笑みあい、何かを感じる。
私達は、この木々がいないとこの地球で生きていくことは出来ません。
もし人工的に空気が作り出せたとしても、何十年何百年と、この自然の営みが
感じられないとしたら。。
そんな世界は想像できません。
身勝手な私達など全く気にせず、木々達は堂々と自分自身を信じまっすぐに伸びていく。
だからこそ、親しみを感じ、畏怖を感じるのかもしれません。
いつもそんな仲間と一緒にいたい。
最近よくそう感じます。