のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

忘れてはいけないもの

毛の無いサルたちは、衣をまとう必要に迫られるが、森に暮らす動物たちは、自然に適応した衣を自ら纏い冬の寒さを乗り越える。
長い年月をを重ね培ったものは、洗練され素敵な造形を作り上げている。

フワリと置き忘れた素敵な羽が森の地面に横たわり、小さな風にゆらゆら揺れる。
 
考えてみれば、私達は自然に暮らす様々な者達をお手本に試行錯誤しながら、道具という物を生み出しているのだと思います。
それは裸の猿が持ち得なかった能力に対する憧れの表れではないでしょうか。

様々なものを利用し、その恩恵をうまく受けてきた先人たち。

その知恵や知識が少しずつ。しかし急速に忘れ去られているように感じます。

大切な何かを忘れないように、悪あがきをしている。
もっともっともっと。
沢山体験して行きたい。