小春日和の野原は、小さな草花で満開です。
まだ、背の高い草花が少ない早春の季節。
地面を覆うのは、オオイヌノフグリや春の七草のハコベです。
コバルトブルーに輝く小さな宝石は今が盛りと元気いっぱい。
太陽がと一緒に花びらを開きます。
小さいけれど生命力は逞しく。二本の尾花が真ん中のしなって雌花に自花受粉も出来る。
虫の少ない季節ならでは戦略の持ち主。
なんと95%以上の確率で結実するというペルシャからの居住者です。
対して日本に古くから住んでいる、ハコベ。
歯磨き粉の代わりや、小鳥の餌など、七草粥以外にも色んな所で私たちの生活の中に溶け込んでいます。
小さな春の草花たち。
見ているだけで、心がぽかぽかしてきます。