のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

銀色の幕が開くとき

春の朝日が差し込む幻想的なくろんど「尺治の谷」

母なる太陽から注がれた光は、冷えきった大地を温め、溶かしていく。

椿のタクトが振り下ろされるといっせいに光の粒子が舞い上がり、

銀色の幕がゆっくりと開惹かれると、壮大なオーケストラが始まります。

春を奏でる音楽に誘われて森の生き物たちは長い眠りからゆっくりと覚め始める。

目を細めながら眩しい青空を見上げると、紅色に薄化粧を始めている恥ずかしげな葉が目に飛び込んできた。

一歩一歩歩いて行くその向こう。
今日も沢山の物語が紡がれていく。

一期一会の森の散歩。
とても素敵な出会いがいつもも待っています。

ありがとう。