のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

春の妖精

柔らかい日差しが枯葉をやさしく温め始める頃、暖かな枯葉の布団の隙間から、可愛らしい妖精たちが顔をのぞかせる。

雪割草。カタクリイカリソウと走馬灯のように駆け抜ける妖精たち。
 
木々の芽が膨らみ、若葉芽吹き始める頃には静かにその姿も消えていく。

早春の妖精達は、静かに眠りにつき、力を蓄えまた春を待つ。

ゆっくりとお休みなさい。