のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

衣替えの頃

森が衣替えの季節を迎えました。
人知れず、楠などの常緑樹も今が生え変わりの季節。
常緑樹は3年周期で落葉するため常に葉があるように見えます。
その仕組はこう
・今年の葉っぱ →春芽生える
・去年の葉っぱ →そのまま残る
・一昨年の葉っぱ→今年生え変わり
種類によって衣の物持ちも違い、4年、5年のものもある。
 =楠=
省エネ型の常緑樹とちがって、毎年衣を新調する落葉樹達も新たな衣の準備が出来たようです。
繊細な芽生えでとてもかわいらしい新芽の花。
 =もみじ=
地上に目を移すと、沢山の草達がまってました!とにょきにょきと、いっせいに顔を覗かせ始めていました。
早春の背の低い者達に変わって、瀬が高くなる者達への代替わりです。
 =ウラシマソウ
甘酸っぱく美味しいイタドリも(^^♪
 =イタドリ
ゼンマイ達も芽生えて来ました。

あちこちで山桜が満開になり、くろんどの森は上から下までいっせいに衣替えの真っ最中。
 
上にちょんちょんと向いた3つの新芽がとても可愛い、ミツバツツジの鮮やかな色も目立ち始めてきました。

さあ、私達も衣を脱ぎ捨てて、春の森にでかけよう。