のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

春の紅葉

春の紅葉という言葉を教えてもらった。
私たちは太陽からまだ電気や熱しか取り出して使うことしかを知らない。
でも、植物たちは、水と光から食べ物を作る出す能力を持っている。

この特殊能力の正体は、小学校で習った「葉緑素」。
またの名を「クロロフィル」とも言う。

物は光が反射したものを私たちはその物質の色として認識しています。
光の3原色は青・赤・緑。
そして、クロロフィルは、青い光と赤い光をよく吸収らしい。
なので、残った緑色の光が散乱・反射されて植物の葉は緑色に見えるという。

この不思議な化学物質はとても貴重なのだろう。
植物の胴体である幹に冬の間、きちんと回収される。
そして、また、光合成の準備ができると、葉に戻っていく。

落葉という現象は、この光合成を効率的に行うための仕組みでもあるのではないかと思います。
まるで太陽光パネルを毎年大掃除している感じですね。
学問の多くは、地球の生き物たちのうまい仕組みを「なぜ?」と思う、人々の好奇心から生まれてきたのではないかと思います。
地球の仲間がいてこそ、私達も生きている。