のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

水引

初めてこの植物を見たのは、26才の頃、金剛山でのキャンプへの道すがら。
「うわー。すごい綺麗。」って思わずつぶやいた。
見ているようで見えていないものは、沢山あること。

興味がなければ、目に入っていても、自然にフィルターされて、見えてこない。
こんなにも身近な植物なのに、全く見えていなかったことに驚いた
それは、植物にかぎらず、あらゆることに共通することなのでしょう。
興味をもつこと。それが、すべての始まり。

糸のような茎!?に小さな花がポツリポツリとつく、繊細な花。
結婚式のお祝い袋などに飾られる、飾り紐に見立てて「水引」と呼ぶ。
名づけた人が誰かは知らないが、本当にピッタリのネーミング。
図鑑を見てみると、上から見ると赤く、下からは白く見えるとある。
えー、これも気が付かなかった。
早速下から覗いてみよう。

白花の品種は、ギンミズヒキとのこと。
一緒に仲良く並んで生えていました。