2014-06-09 芒種(ぼうしゅ) 日々の暮らし-こよみ 「芒(のぎ)」とは、イネ科の植物の穂の先で、針のようにとがっている部分のこと。 穀物の種まきや麦の刈入れ、稲の植えつけに適した時期とされる。 一方で、そろそろ梅雨入りの報も聞こえる頃。雨空を見上げる日も増えてくる。 私市の村は、少し遅い田植えの時期と同時に梅雨入りとなった。 畦を刈り。水路を整備し。 田を耕し、水を引き込む。 人が何百。何千と繰り返していた営み。 しとしとと降る雨。 恵みの雨。 豊穣をもたらす雨。 天田の宮の神が、静かに見守ってくれている。