のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

小さきもの「森の鎖」

あっと思った瞬間には、世界のすべてが大きくなっていた。
まるで、太古の世界にタイムスリップしたようです。
すごい、こんな世界が広がっているんだ。

きらきらと輝く森の妖精たち。

森は、この小さな小さなキノコ達がいて初めて、循環の鎖がつながるんだ。
草木が大きく育つためには、ご飯を食べる必要がある。

そのご飯を草木達が食べられるように変えるのを手伝っているのが、キノコ達なんだ。
そのほかにも、小さな虫などたくさんの力をもらって、草木の食べ物は作られる。

あれ、そういえば、キノコの食べ物はというと。
それは、草木達だ。
あれ、あれ。

どっちが先で、どっちが後?
不思議な鎖で結ばれた森の住民。

大きなものを助ける、小さきものよ。

小さきものの糧となる、大きなものよ。
 ヒトクチタケ
みんなみんな、巡り巡って生きている。