■御在所山(976m)
海を渡り、またこの島に戻ってきた。
猿板に時々出てくる不思議な山「御在所山」
いつかいってみたいと思っていた場所。
■木馬茶屋(きんまちゃや)
私が生まれる少し前。
ほんの数十年前の頃の事。
この場所には、多くの人が集まり、活気に満ちあふれていたという。
山から木材を切り出すのに活躍した木馬を操り、重労働に汗を流していた。
この茶屋でひと息ついた人夫達の、笑い声が響いていたことだろう。
その茶屋小屋の横から、御在所の山へ入口があいていた。
ここは、合戦に敗れた、平教盛が安徳天皇を守り、険しい剣山を越えてこの地に居を構えたとの伝説が残る場所。
標高976mの頂には、安徳天皇の妹姫が祭られる。
さあ、行こう。
どんな出会いが待っているのだろう。
■時の流れ
そういえば、最初にこの地を訪れたとき、あの「おっぱい」の形をした山
とてもいい所なんだよと、教えてくれていたな。
そうか、あれからもう2年近くがたつんだな。
このところ時の流れるのが早く感じる。
流れる川のように時に流れされる。
そんな日常から離れる場所「五在所の山」
ここは、ゆったりとした時が流れる場所。
ほっとする場所。
そう、人それぞれ、ほっとする場所があるものです。
村人も時々この場所に帰ってきているようです。