2015-01-21 じっと待つこと 私市植物園 日々の暮らし-感じたこと 冬、木々は夏の衣を脱ぎ捨て眠りにつく。 衣を脱ぎ捨てた跡には、小さな窓から外を見みる顔がのぞいている。 窓の中は暖かい暖炉があり、とても居心地がよいようです。 みんなにこにこ笑いながら、お話ししたり、お気に入りの本などを読みながら、春を待っている。 とんとんとん。 時折、つむじ風が戸をたたくと、家全体が風に揺れるが、春までいったん閉めた窓は開きません。 春が待ち遠しい。待ち遠しい。 みんなで春を待っている。