のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

冬の里山の小さな楽しみ

季節はあっという間にすぎていき、年が明けて早くもひと月が過ぎ去ろうとしている。

もうすぐすると、気の早い小さな草花達が早春の訪れを告げてくれることでしょう。
尾根沿いのツツジの小道で気の早いコバノミツバツツジが蕾を膨らませていた。
春はもう少し先だよ。

森はまだ冬枯れの景色。
もう少しそんな里山の森歩きを楽しめる季節

ゆーらりゆらり
ちくたく ちくたく
風に揺られて振り子のように時を刻む

冬の里山の愉しみの一つが、小さな種との出会い。
モノトーンの景色の中に、キラリと光る宝石がひとつ。
だれかの食べ残しのようです。

ふわり、ふわりと舞い降りる森の妖精たちが
存分に楽しんでくださいと、お辞儀をして迎えてくれた。