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のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

光の卵

私市のこと

よーいどん
日に日に色が変わってきた。

ついこの間までは、凍りついた音のない世界だったのに

ある日を境に、草たちがつぎつぎと産声を上げ始めた。

冬の間、ひっそりと小さく光り輝いていた宝石たち。
そのちいさな光の中には命が宿っていて、そとが暖かくなるのをじっとまっている。

じっとじっとまっていた卵たちが一斉に光の中に解き放たれていくから

春はこんなにも光り輝いて見えるんだ。

小さなちいさな卵から生まれた光が解き放たれて春が来る。
光の粒が手をつなぎ大きな波となって春が来る。

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