忙しい。忙しい。
まるで、時間泥棒に時を持って行かれているようだ。
そんな泥棒に時を持って行かれないようにと、思ってはいるのだけれど
やっぱり忙しい。
小学生の夏休み
永遠にも思えるながーい、ながーい夏休み。
朝早起きしてラジオ体操のカードを首にぶら下げて近くの公園に集合
小さなラジオから聞こえてくるラジオ体操の音楽
はんこが埋まっていくのがうれしかった。
一週間の夏休み
どこにも出かけない夏休み。
2日、3日とは日頃たまっている仕事を片づけながら
なかなか進まない、試験勉強に手を着け始める。
4日、5日と徐々にリズムが出てくる。
朝暗い涼しいうちに起き出し、いっぱいのコーヒーを飲み
気ままな時間を過ごす。
心地よい風が窓から流れ込んでくる。
明るくなり始めると、鳥の声や蝉の声が響き始める。
ぶーん。
新聞配達のバイクの音や牛乳屋さんの音
次第に音が増えてくる。
味噌汁を作り、炊き立てのご飯と朝ご飯
一服して、畑に出かける。
図書館の時間にあわせて切り上げる
暑い日中は図書館で学生に混じって試験勉強だ。
隣の席の中学生は、ドリルの答えを一生懸命丸写ししている。
こしょこしょと友達と話すのに忙しくてなかなか宿題がはかどらないようだ。
ゆっくりした時を少し取り戻せたような気がする。
大切な時を取り戻せたような気がする。
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