のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

逢魔時(おうまがとき)

 闇が今よりずっとずっと濃かったころ
 闇が近づいてくる時間のことを人は「逢魔時」と呼んだ。

 匂いが変わり
 音が変わのを感じる時

 禍禍しい物の怪の世界とつながる時間
 人は第六感を感じやすくなるのかもしれない。

 木々が話はじめ
 地からはい出た闇がそらを覆い始める。

 忘れかけている大事な想いを、思い出させてくれる
 ここにいるよ、小さな声が聞こえた気がした。

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