誰そ彼と われをな問ひそ 九月の露に濡れつつ 君待つわれそ
「万葉集」第10巻2240番
日が沈み、暗闇が這い上がってくるにしたがい
すれ違う人の顔は見えなくなってくる。
もしかして、今すれ違った人はこちらの者ではなく、あちらの者
追剥かもしれないし、のっぺらぼうかもしれない。
こんばんは。
暗くなりましたね。
気を付けて
と声をかけながらすれ違うことを「誰と彼」と呼ぶ
そして「誰そ彼」と呼ぶようになる時間帯のことを
いつしか、黄昏時と呼ぶようになったという。
言葉のいわれ、名前の起源
あなたの本当の名前はなんだろう。
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