のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

梅の花の咲くころのこと

大好きな植物写真家の「埴沙萠」さんが亡くなられた。
昨年入院されてから、日記を綴り続けることがとてもしんどくなっておられたようですが
ぽつりぽつりと、日々の綴りを楽しみにしていましたが、
それもとうとう最後になってしまった。
彼岸もこれまた一楽

埴沙萠さんの「植物記」の絵本に出会ったのは、まだ子供達が小さな小さな頃。
素敵な絵本を一緒によく眺めました。

森のなかに入って実際に、沙萠さんの目で見てみようと、いろいろな実を集めてみたり。
おっきな虫眼鏡を持ちだして、好奇心いっぱいに覗きこんだりすることを
教えてもらった気がします。

ひねくれ者がいるからいいんだよ。
みんなといっしょでなくてもいいんだよ。
そんな当たり前で大切なことを教えてくれたりした絵本。

大好きな絵本は、いろんな子供の誕生日プレゼントにもなった。
君は沙萠さんの絵本でどんな心をトキメキを見つけられたかな。

沙萌さん
そちらの岸でいつか、一献お付き合いをお願いしたいです。
おやすみなさい。

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